新電元工業(6844) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:49
新電元工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は29,287百万円(前年比 +7.7%)と増収を確保。主にパワーユニット(二輪向け)と、前四半期にM&Aで取得したパワーデバイス事業の寄与による(決算短信 p1, 補足資料 p3)。
- 営業利益は939百万円(前年比 △35.4%)と大幅減益。材料費高騰や労経費の増加が利幅を圧迫(決算短信 p1, p4)。
- パワーシステム事業は通信インフラ向けの一部顧客の設備投資一服で売上減・営業損失(売上1,101百万円、営業損失44百万円)(決算短信 p4)。
決算数値概要
- 売上高: 292.87億円 (前年比 +7.7%)
- 営業利益(経常利益): 9.39億円 (前年比 △35.4%)
- 純利益: 8.23億円 (前年比 △43.3%)
前回決算からの主なUPDATE
- 前第4四半期に取得した京セラ由来のパワーデバイス事業が第1四半期から寄与し、パワーデバイス売上は前年同期比+20.4%に(決算短信 p3, p10)。
- 増収にもかかわらず、原材料費高騰および労務費増で四半期ベースの営業利益率は悪化(決算短信 p4, 補足資料 p2)。
- 連結業績予想(通期)は変更なし。通期見通しは売上121,200百万円、営業利益4,000百万円(決算短信 p3)。
好材料(ポジティブ要因)
- M&Aによる製品ラインナップ強化でパワーデバイスの産業向け需要(AI関連設備向けなど)取り込みが進展(決算短信 p4)。
- 主力の二輪向けパワーユニットがインド・タイ等で堅調に推移し、セグメントを下支え(補足資料 p6)。
- 現金預金が増加(期末現金及び預金 33,473百万円へ増加)し、投資・生産能力拡大(インド第2工場建設等)に対応できる財務余力を確保(四半期貸借対照表 p6、決算説明資料 p4)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 原材料価格高騰と労務費増が収益性を直撃しており、短期的なマージン回復の見通しに不確実性(決算短信 p4)。
- パワーシステム事業の顧客設備投資一服でセグメントが赤字に転落し、業績の下押し要因(決算短信 p4)。
- 借入金が増加(長期借入金 34,727百万円へ増加)し、負債総額が上振れ。為替・資金コスト変動リスクが拡大(四半期貸借対照表 p7)。