フォスター電機(6794) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:48
###(フォスター電機株式会社)
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+9.2%で増収(350.97億円→35,097百万円)したが、営業利益は大幅減益(585百万円、前年同期比△66.9%)となった
- 車載向けスピーカ事業で特定の中国向け需要減少、米国関税負担および原材料高騰、人民元高の影響でセグメント利益が急減(スピーカ事業営業利益70百万円、前年同期比△95.4%)
- 会社側は関税の還付見込みと顧客へのコスト回収を前提に通期業績予想を据え置き(修正なし)と表明
決算数値概要
- 売上高: 351.0億円 (前年比 +9.2%)
- 営業利益(経常利益): 5.85億円 (前年比 △66.9%)
- 純利益: 1.28億円 (前年比 △91.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期での収益悪化:営業利益・当期純利益が大幅に悪化し、コスト負担の一時化が表面化
- セグメント動向の変化:スピーカ事業は売上増も採算悪化、モバイルオーディオとその他事業は増収・改善を確認(MA営業利益312百万円、その他201百万円)
- 会社見通しは維持:米国関税還付や顧客への追加コスト回収を想定し、通期予想(売上高1,400億/営業利益80億等)に修正は無し
好材料(ポジティブ要因)
- 全体売上は増加、モバイルオーディオ事業(売上+14.4%・営業利益+55.4%)やその他事業(売上+21.6%・営業利益改善)が牽引している点
- 中期事業計画に基づく「ブランデッド・プレミアム」戦略や新規顧客獲得により中長期の搭載数増加・高付加価値化が期待される(資料の中期計画説明参照)
- 企業体力は堅調:自己資本比率は約59.5%、現預金は約198億円(19,775百万円)と基礎的な財務基盤は確保
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業利益の急減(第1四半期で約△66.9%)は利益率に即時の悪影響を与え、通期の織込が不確実になり得る
- スピーカ事業における特定中国顧客向けの落ち込み、米国関税や原材料高、人民元高が重なり採算圧迫が顕著
- 短期借入金の増加(期末短期借入金8,854百万円へ)など流動負債の増加が見られ、追加的な資金コストや流動性リスクに留意が必要