セイコーエプソン(6724) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/05 16:17
###(セイコーエプソン株式会社)
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上収益は前年同期比+14.4%の3,672.41億円と増収、プレシジョンイノベーションを中心に需要を取り込み増収を牽引
- 事業利益は同+12.0%の221.22億円、営業利益は同+45.7%の206.01億円と増益(為替のプラス影響が寄与)
- 米国関税費用の増加などコスト上振れはあるが、米国関税の還付手続き開始や為替追い風を織り込み通期業績を上方修正・株主還元強化を表明
決算数値概要
- 売上高: 3,672.41億円 (前年比 +14.4%)
- 営業利益(経常利益): 206.01億円 (前年比 +45.7%)
- 純利益: 129.84億円 (前年比 +96.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を上方修正(売上収益:前回14500億円→今回15100億円、事業利益:900億円→1050億円)
- 株主還元強化:自己株式取得を300億円上限で実施(取得後全株式を消却する方針)・年間配当予想は80円を維持
- 米国関税に関する還付手続き開始(還付見込み金額を織り込み、通期予想に約170億円を反映)
好材料(ポジティブ要因)
- プレシジョンイノベーション(インクジェットソリューションズ、マイクロデバイス、エプソンアトミックス)が堅調で高付加価値分野の売上拡大が継続
- 為替(円安)が売上・利益にプラス寄与し、四半期ベースでの増益を下支え
- 経営の自信を示す通期上方修正と300億円の自己株式取得・消却計画により株主還元姿勢が強化
悪材料(ネガティブ要因)
- メモリ等の部材費高騰や原油高に伴う輸送費上昇が利益を圧迫(特にオフィス・ホーム/ビジュアルの利益率低下)
- 米国関税の費用増(ただし還付手続きは進行中で確定額・時期は不確定)
- 一部事業(過去のFiery買収関連など)での減損リスクや、地政学リスク・市場の不確実性が業績見通しに影響する可能性