シライ電子工業(6658) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/31 11:48
シライ電子工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比で微増(+1.9%)となる7,039百万円、しかし営業利益は379百万円(同△31.6%)と大幅減益
- 過年度分の消費税等128百万円を特別損失として計上し、親会社株主に帰属する四半期純損失は△16百万円に転落(前年同期は+341百万円)【資料:第1四半期決算短信 p.1、p.6】
- 通期業績予想は据え置き(売上29,000百万円、営業利益850百万円)だが、原材料高騰・需給逼迫で利益面は厳しい見通し(進捗率:営業利益44.7%)【資料:p.3】
決算数値概要
- 売上高: 70.39億円 (前年比 +1.9%)
- 営業利益: 3.79億円 (前年比 △31.6%)
- 純利益: △0.16億円 (前年比 △104.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 期中に過年度消費税等128百万円の発生を特別損失として計上し、当四半期で親会社株主帰属の純利益が黒転から赤字へ転落(△16百万円)【p.6】
- 流動負債の増加(短期借入金が1,013→2,079百万円へ増加)により負債合計が増加、資金調達構造に変化(当期現金は増加)【貸借対照表 p.4–5】
- 通期業績予想は変更せず据え置き。第1四半期の営業利益進捗は約44.7%で目標達成には不透明要因あり(原料高や供給制約が継続)【p.3】
好材料(ポジティブ要因)
- 売上高は前年同期比で微増。主力のカーエレクトロニクス分野の受注は堅調であり需要基盤は維持されている(プリント配線板事業の外部売上は6,860百万円)【p.4】
- キャッシュ(現金及び預金)が前期末から増加(826→1,442百万円)しており短期的な支払余力は確保傾向【貸借対照表 p.4】
- ASEAN・インドを中心とした成長市場への積極展開や製造設備の効率化・省人化など中長期の収益改善施策を継続予定(会社コメント)【p.2】
悪材料(ネガティブ要因)
- 過年度消費税等128百万円の計上で当期純損失を計上。突発的な特別損失が短期的な収益を悪化させた点はリスク要因【損益計算書 p.6】
- 原材料価格の高騰と供給制約により各段でコスト負担が増加し、セグメント利益率が低下(プリント配線板事業のセグメント利益は365百万円で△34.4%)【p.2–4】
- 流動負債の増加(短期借入金の大幅増)といった財務構造の変化は、外部ショック時の脆弱性を高める可能性がある(短期借入金増加:+1,066百万円)【貸借対照表 p.5】