###(株式会社ユニバーサルエンターテインメント)
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+23.1%の765.66億円と大幅増加、主因は遊技機事業の好調な販売
- 営業利益は102.19億円と大幅改善(前年同期847百万円→当期10,219百万円)、遊技機事業の利益貢献が大きい
- 統合型リゾート(IR)事業は売上減(▲13.0%)かつ調整後EBITDA大幅減少(▲62.5%)で改善余地あり。通期はオンライン化や非ゲーミング強化で対応中
決算数値概要
- 売上高: 765.66億円 (前年比 +23.1%)
- 営業利益(経常利益): 102.19億円 (前年比 約+1,107%)
- 純利益: 0.62億円 (前年比 N/A(前年同期は△98.74億円の赤字))
前回決算からの主なUPDATE
- 第2四半期で遊技機販売が加速、主力タイトル(例:スマスロ ミリオンゴッド等)の投入で販売台数と粗利が拡大。遊技機事業の累計売上は459.26億円(前年同期比+69.1%)
- IR事業ではフィリピン国内向けオンラインプラットフォーム「OKADA PLAY」をPhilWebと提携し5月にサービス開始、ランドベース依存のリスク分散を図る動きが進展
- キャッシュは期末の現金及び現金同等物が372.48億円と前期末比で微増(+9.69億円)、営業CFは76.35億円の収入で、営業ベースの資金創出は確保
好材料(ポジティブ要因)
- 新機種投入(スマスロ ミリオンゴッド等)が市場評価良好で遊技機事業の収益性が大幅改善し、調整後EBITDAも拡大
- IR事業のオンライン事業(OKADA PLAY)など、ランドベース依存からの収益多様化を進めている点は中長期的な成長機会
- 営業キャッシュフローが堅調で、投資・財務の両面で一定の余力を維持(第2四半期累計で営業CFは76.35億円の収入)
悪材料(ネガティブ要因)
- IR事業は売上・調整後EBITDAともに大幅悪化(売上▲13.0%、調整後EBITDA▲62.5%)で、VIP依存構造や競争激化の影響が残る
- 金利費用や社債コスト、外貨建て負債の為替影響が大きく、財務費用負担(支払利息・社債利息が高水準)による収益圧迫リスクがある
- 事業収益が遊技機の新台投入サイクルに依存する側面が強く、ヒット不在や市場環境変化で収益が急変するリスクがある