オルガノ(6368) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/03 16:04
オルガノ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 受注が急拡大:受注高110,235百万円(前年同期比 +85.0%)、繰越受注残高165,132百万円(+34.6%)と中長期の売上基盤が拡大している。
- 売上は増収も利益は減少:売上高は前年同期比 +10.7% の42,183百万円だが、営業利益は6,612百万円(-4.9%)と減益。前年同期の好採算プラント案件の反動と販管費(人件費・IT投資等)の増加が主因。
- 受注見通しを上方修正も業績予想は据え置き:第2四半期累計受注見通しを170,000百万円、通期を300,000百万円に増額。ただし売上高・各利益の通期見通しは変更せず(受注の売上化は翌期以降に本格化見込み)。
決算数値概要
- 売上高: 421.83億円 (前年比 +10.7%)
- 営業利益: 66.12億円 (前年比 -4.9%)
- 純利益: 34.36億円 (前年比 -5.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 受注見通しを上方修正:第2四半期累計受注170,000百万円(前回比 +30.8%)、通期受注300,000百万円(前回比 +30.4%)。
- 株式分割の実施(効力発生日:2026年10月1日、1株→5株)を決議。EPS・配当の表示は分割考慮済み。
- 受注・繰越受注は拡大したが、四半期ベースの営業利益は減少(前年同期の好採算案件の反動および販管費増で粗利率が低下)。
好材料(ポジティブ要因)
- 半導体(生成AI/データセンター向け)を中心とした大型受注が複数地域(台湾、米国、日本、中国)で獲得できており、中長期の売上成長を支える受注残が拡大。
- 機能商品事業は売上・利益とも増加(売上高 +20.8%、営業利益 +8.0%)で、ソリューションと製品の両面で収益基盤が強化。
- 受注見通しの上方修正により、来期以降の成長シナリオが明確化(ただし売上化タイミングは案件ごとに異なる)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 四半期で営業利益率が低下(売上総利益率の悪化)、前年同期の高採算案件の反動と販管費増加が重なり利益面にマイナス影響。
- キャッシュ・流動性面の留意点:現金及び預金が期末で3,216百万円減少、短期借入金は増加。大型受注の着手で運転資金需要が高まる可能性。
- 受注の一部は納入期間が長めに設定されており、受注増の効果が当期の売上・利益に即時反映されない(業績のタイミングリスク)。