荏原製作所(6361) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:03
株式会社荏原製作所
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 受注高・売上収益・中間利益ともに第2四半期として過去最高を更新(受注高:6,362億円、売上収益:4,907.6億円、親会社帰属中間利益:335.74億円)
- 精密・電子や環境セグメントが牽引し増収増益。一方、エネルギー事業は減収・減益でセグメント損失を計上
- 通期業績見通しを上方修正(受注高を大幅上方、売上収益も増額)。持分法適用共同支配企業の株式譲渡や一時的要因の影響を織り込み済み
決算数値概要
- 売上高: 4,907.60億円 (前年比 +9.4%)
- 営業利益(経常利益): 506.77億円 (前年比 +1.2%)
- 純利益: 335.74億円 (前年比 +7.1%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期見通しの上方修正:受注高を1兆700億円→1兆2450億円(+1,750億円)、売上収益を1兆200億円→1兆530億円(+330億円)。営業利益は据え置き(1,250億円)
- 持分法適用の共同支配企業(⽔ing)株式の譲渡により、通期で金融収益34億円および投資売却益172億円を見込む(譲渡実行は2026/7/1予定)
- 最高裁判所の判決等、係争関連での精算により当第2四半期で引当・資産の調整を実施(岐阜火災係争の影響で営業利益に約1.43億円の増加等を反映)
好材料(ポジティブ要因)
- 精密・電子セグメントの強い需要(AI向け半導体投資)で受注・売上が大幅伸長。装置・コンポーネント双方で好調(セグメント受注高+89.3%)
- 受注残や上期の受注高が積み上がり、下期の売上・利益の着地に向けたポジティブなストックが確保されている(受注残:1兆0592億円、セグメント別で堅調)
- 財務基盤・キャッシュ創出力の改善:営業CFが堅調(上期で約754.93億円)、自己資本比率は改善傾向(親会社帰属持分比率48.3%)
悪材料(ネガティブ要因)
- エネルギーセグメントの減収・採算悪化:製品売上は一部好調も、サービス側・一部地域の影響でセグメント損失を計上(エネルギー売上高△11.3%、セグメント損益はマイナス)
- 中東情勢など地政学リスクによるサプライチェーン制約・S&S(サービス&サポート)案件の遅延が継続的リスクとなる可能性
- 退職金制度改定に伴う清算損や増加する減価償却・人件費等の固定費負担が利益率に下押し圧力を与える(計画修正要因に含まれる)