ナガオカ(6239) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 18:03
株式会社ナガオカ
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は74.68億円(前期比△16.2%)、営業利益は5.00億円(前期比△67.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は3.28億円(前期比△66.2%)と大幅減益。
- 顧客側のファイナンス問題や仕様変更の長期化で一部プロジェクトが一時中断し、貸倒引当金(約1.97億円)を計上(販売費及び一般管理費)。(資料:決算説明文/P4)
- 受注は強く、通期の受注高は約96.19億円(前年同期比+22.2%)、受注残高は約59.49億円(前年同期比+54.0%)。水関連で子会社が大型受注(約22.6億円)を獲得。(資料:受注・受注残高表/P16、セグメント説明/P4–5)
決算数値概要
- 売上高: 74.68億円 (前年比 △16.2%)
- 営業利益(経常利益): 5.00億円 (前年比 △67.1%)
- 純利益: 3.28億円 (前年比 △66.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- FY通期で顕在化した顧客ファイナンス問題に対し貸倒引当金約1.97億円を計上(Q3時点では製造停止の記載だったが、通期では引当計上)。(P4)
- 子会社・矢澤フェロマイトが大型案件「三郷浄水場水酸化ナトリウム注入設備等改良工事」約22.6億円を受注し、水関連の受注高/受注残が大きく増加(通期反映)。(P4、P16)
- 自己株式取得を実行(取得金額 約0.96億円)、期末自己株式数が増加。配当は期末35円(通期35円)を実施。 (株主資本等変動表/P12)
好材料(ポジティブ要因)
- 受注動向は堅調:通期受注高約96.19億円、受注残約59.49億円と増加しており、来期の売上回復の余地がある。(P16)
- 水関連での大型受注(約22.6億円)や事業領域拡大(プラント運営・保守、M&A活用の中期計画「FLIGHT PLAN:TRANSFORM 2027」)により事業基盤拡大が期待できる。(P4、P6)
- 現金預金が期末で約30.88億円と増加(通期で約6.60億円増)、営業CFはプラス(約7.57億円)で流動性は比較的良好。(CF・BS/P5、P11)
悪材料(ネガティブ要因)
- 売上・利益が大幅減:売上△16.2%、営業利益△67.1%で採算性が悪化している。特に営業利益率の低下が顕著。(損益計算書/P7)
- 顧客のファイナンス問題・仕様変更等でプロジェクトが一時中断・製造停止となり、貸倒リスクと収益回復時期が不透明(貸倒引当金計上)。(P4)
- エネルギー関連事業は中国の需要低迷や地政学リスク、原材料・運賃高騰で新設プラント向け売上が減少し、工場稼働率低下に伴う固定費負担増が続く。(セグメント説明/P4)