キャリア(6198) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:49
株式会社キャリア
2026年9月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比△11.5%減の100.74億円、営業損失が拡大し営業損失△1.32億円(累計)と事業収益が悪化
- 広告施策の想定未達や派遣スタッフ確保の困難、コールセンター派遣の複数案件終了が主要要因で、シニアケア事業とシニアワーク事業ともに減収
- 決算上は社会保険料還付金81,623千円の特別的収入が計上されているが、これは一時項目であり基礎的収益力は依然弱い
決算数値概要
- 売上高: 100.74億円 (前年比 △11.5%)
- 営業利益(経常利益): △1.32億円 (前年比 -)
- 純利益: △0.67億円 (前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を下方修正(従来公表の売上高163.60億円→今回修正 136.60億円、営業損失見込み△1.50億円に修正)※2026/8/14公表の修正を反映
- 第3四半期での自己株式保有が増加(期末自己株式数が238,600株へ増加、期中に自己株取得を実施)
- 第3四半期累計で社会保険料還付金81,623千円を営業外収益に計上(中間期では同趣旨の還付を既計上しており、一時的な収入が利益面に寄与)
好材料(ポジティブ要因)
- ブルーカラー系(ロジスティクス等)派遣は好調で、一定の需要は底堅く残存している(事業内での裾野あり)
- 高齢化に伴う長期的需要背景(看護・介護分野など)は依然強く、中長期での市場追い風が期待できる
- 負債合計の圧縮(短期借入金の減少等)により自己資本比率が前年同期の41.1%→43.0%に改善(財務基盤は一定の安定化傾向)
悪材料(ネガティブ要因)
- 広告施策が想定した効果に至らず人材確保コストが上昇、派遣スタッフ供給不足が続き収益性を圧迫
- コールセンター派遣の複数案件終了による売上喪失と、生成AI導入等によるオペレーター需要構造の変化で主力事業の下押しリスク
- 今期は営業損失・四半期純損失が継続しており、通期見通しが下方修正されたことから業績回復タイミングが下期以降に先延ばしとなった点は投資判断での懸念事項