イード(6038) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:37
株式会社イード
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は59.53億円(前期比△2.2%)でほぼ横ばいだが、営業利益は2.26億円(前期比△50.8%)と大幅減益
- 親会社株主に帰属する当期純利益は3.11億円(前期比+1.1%)と堅調を維持(特別利益・税効果等の影響)
- 連結子会社「株式会社エンファクトリー」の全株式譲渡を決議(売却価額709,329千円、2026年9月1日売却予定)し、連結範囲の変更および特別利益計上を見込むため翌期予想は未定
決算数値概要
- 売上高: 59.53億円 (前年比 △2.2%)
- 営業利益: 2.26億円 (前年比 △50.8%)
- 純利益: 3.11億円 (前年比 +1.1%)
前回決算からの主なUPDATE
- 期末配当を1円増配し23円/株に引き上げ(DOE目標を従来2.0%→2.5%へ引上げ、来期予想は24円)
- 連結子会社エンファクトリーの全株式譲渡を取締役会決議(買い手:株式会社パソナグループ、売却日予定:2026/9/1)
- 事業構成の変化:ネット広告売上に回復の兆し(通期でネット広告売上は前期比+10.5%)だが、出版ビジネスの一部撤退で出版売上は大幅減(通期で△44.1%)
好材料(ポジティブ要因)
- 当期純利益は堅調:営業利益は減少したものの、投資有価証券売却益や投資事業組合運用益等により最終利益を確保(親会社帰属3.11億円)
- 財務基盤の改善:自己資本比率77.4%、純資産5,012百万円へ増加。現金同等物は約30.98億円(期末)と潤沢な水準で、売却資金含め成長投資や株主還元の余地あり
- 事業転換の推進:会員基盤(iid Smart id)やサブスク・イベント等への注力、AI活用によるメディアの会員化・収益多様化戦略を加速
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業面での収益性悪化:営業利益が前期比で半減(△50.8%)と収益力が低下している点は構造的な改善が必要
- 出版事業撤退や一部商材の落ち込みにより売上構成が変動、CS事業は営業損失(△49.2百万円)へ転落しセグメント間の足並みが揃っていない
- 子会社売却による連結範囲の変化で、来期業績見通しは未定。特別利益計上など一時要因により業績の可視性が低下する可能性がある