ティアフォー(593A) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:49
株式会社ティアフォー
2026年9月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は5,178百万円(51.78億円)、前年同期比+30.0%と成長。売上総利益も2,003百万円(20.03億円)、前年同期比+31.6%で改善(資料:決算資料・P19~20)。
- 研究開発投資を維持しつつオープンソース(Autoware)活用で効率化、研究開発費は5,989百万円で前年同期比△1.8%に抑制(資料:決算資料・P12、P31)。
- 依然として大幅な営業損失・経常損失を計上中(営業損失6,826百万円、経常損失4,087百万円)。黒字化目標に向け車両運用台数の拡大が鍵(黒字化目安:累計約800台、資料:P13)。
決算数値概要
- 売上高: 51.78億円 (前年比 +30.0%)
- 営業利益: △68.26億円 (前年比 △5.3%)
- 純利益: △41.74億円 (前年比 △17.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2026年7月22日に東京証券取引所グロース市場へ上場し、公募による新株発行を実施(払込完了)。資金は研究開発・量産・組織拡張に充当予定(資料:決算短信・P11、P35-36)。
- KDDIとの協業を発表し、2030年までに累計1,000台規模の自動運転サービス商用導入を目指すパートナーシップを開始(資料:決算資料・P22)。
- AIベースの自動運転技術を公道で実証、東京・お台場に「リファレンスサイト」を開設し大規模実装モデルを構築(資料:決算資料・P32~34)。
好材料(ポジティブ要因)
- 成長を伴う売上・売上総利益の改善:売上高+30%、売上総利益率の改善により収益基盤が強化(資料:P19-20)。
- 主要OEMとの開発・量産に向けた協業やNVIDIA等との技術連携により量産・スケールの道筋が明確化(トヨタ、いすゞ、コマツ、Astemo 等、資料:P16、P23~26)。
- Autowareを中心としたオープンソースエコシステムの活用で研究開発効率が高く、外部エンジニアの貢献が大きい(外部コントリビューター比率68%、資料:事業資料 P18-20)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 大幅な赤字継続:第3Q時点で営業損失約68.3億円、通期でも大幅な経常損失予想。黒字化は車両運用台数の拡大に大きく依存(資料:P20、P36)。
- 営業外収益(補助金)依存の側面:補助金収入の減少が経常損失悪化の一因(営業外収益は前年同期比で減少、資料:P20、P31)。補助金変動リスクが利益に影響を与え得る。
- 実装・量産フェーズにおける実行リスクと資本投入ニーズ:OEM量産やサプライチェーン構築、部材需給リスク(半導体等)により追加投資と実行力が必要(資料:事業計画P38、リスク情報P44)。