SWCC(5805) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 14:39
SWCC株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 成長事業(電力インフラのSICONEX、通信のe‑Ribbon、半導体向けコンタクトプローブ)が好調で、売上・利益とも前年同期比大幅増加。四半期として過去最高の営業利益を更新。
- 銅価格上昇が売上押上げに寄与(売上高の銅価影響あり)が、在庫・売上債権の増加を通じて運転資金を圧迫。
- 第1四半期の好調を受けて通期業績予想を上方修正(及び配当増配を発表)。経営陣の業績見通しに対する自信が示された。
決算数値概要
- 売上高: 776.61億円 (前年比 +24.9%)
- 営業利益: 86.57億円 (前年比 +80.4%)
- 純利益: 57.08億円 (親会社株主に帰属、前年比 +92.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を上方修正(会社発表:通期売上見通しなどを引上げ)し、通期配当も増配(通期配当予想:311円へ引上げ)。※詳細は8/7発表資料参照。
- Q1実績は期初想定を上回る進捗となり、成長投資(SICONEX・e‑Ribbon・プローブの増産投資)がQ1から寄与。
- バランスシート動向:銅高等で売上債権・棚卸資産が増加し、DEレシオは上昇(Q1末DEレシオ 45.6%)。運転資金管理(CCC短縮等)を重点課題として明示。
好材料(ポジティブ要因)
- e‑Ribbon(データセンター向け)と半導体関連製品の需要急拡大により、成長事業の収益性・売上が大幅に拡大。増産投資が早期に効果を生んでいる(Q1より寄与)。
- 経営陣が通期見通しと配当を上方修正・増配(総合311円)しており、株主還元と業績見通しに対する自信が表明された。
- 四半期で過去最高の営業利益を達成。営業利益率・ROIC改善の兆しが確認できる(成長事業への集中投資の成果)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 銅価格等の資源価格高騰は売上を押し上げる一方で、棚卸・売掛金の増加による運転資金負担が増大(DE上昇、CCC改善が課題)。
- 建設関連や産業用(ワイヤハーネス等)は価格競争や工期遅延リスクが残存しており、全社成長に対する頭打ち要因になり得る。
- 地政学リスク(中東情勢等)や原材料・物流の不透明性は引き続き業績に影響を与える可能性がある(既契約分へのコスト転嫁に制約あり)。