大紀アルミニウム工業所(5702) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 15:19
株式会社大紀アルミニウム工業所
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+30.6%で976.09億円と大幅増加、アルミ二次合金地金の販売拡大と価格上昇が主因(資料P.2–4)。
- 営業利益は前年同期比+146.1%で37.39億円、海外(インド・タイ拠点)のスプレッド改善により収益性が回復(資料P.4)。
- 流動資産・在庫の増加に伴い短期借入金が増加(短期借入金+125.8億円)、流動負債の増加で財務構造に注意が必要(資料P.5–6)。
決算数値概要
- 売上高: 976.09億円 (前年比 +30.6%)
- 営業利益(経常利益): 37.39億円 (前年比 +146.1%)
- 純利益: 23.59億円 (前年比 +257.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期実績が大幅増益:売上・営業利益・純利益とも前年同期比で大幅改善(Q1ベースでの回復を確認)。
- 通期業績予想に修正なし:会社は8月5日公表の業績予想を据え置き(資料P.4)。
- 運転資本の増加:受取手形・売掛金や商品在庫の増加により流動資産が約206.7億円増加、一方で短期借入金が約125.8億円増加(資料P.5–6)。
好材料(ポジティブ要因)
- 国内外で自動車向けダイカスト材・鋳物材の販売が堅調で需要が底堅い。HEV需要の堅調さが追い風(資料P.4)。
- 海外拠点(特にインド・タイ)で販売価格と原料価格のスプレッドが改善し、利益率向上に寄与(資料P.4)。
- アルミ二次合金の販売量増と地合い改善により短期的な収益拡大を実現(売上高内訳:地金と商品・原料が大幅増、資料P.4)。
悪材料(ネガティブ要因)
- LME相場およびスクラップ価格の上昇が原料コストを押し上げ、価格転嫁が不十分だと利益を圧迫するリスク(資料P.4)。
- 在庫・売掛金増加により短期借入金が増加しており、キャッシュ・コンディションと流動性管理に注意が必要(資料P.5–6)。
- 地政学リスク(中東情勢等)や通商政策の変動が資源価格・調達に影響を与える可能性がある(資料P.4)。