SECカーボン(5304) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:40
SECカーボン株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は55.43億円(前年同期比+26.6%)と回復。特にアルミニウム製錬用カソードブロックが増販で寄与(製品別:37.74億円、+51.8%)。
- 営業利益は7.64億円(前年同期比+25.4%)、経常利益は11.77億円(+24.1%)と増益を確保。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は12.24億円(+82.2%)だが、投資有価証券売却益(5.27億円)という特別利益の寄与が大きい点に注意。
決算数値概要
- 売上高: 55.43億円 (前年比 +26.6%)
- 営業利益: 7.64億円 (前年比 +25.4%)
- 純利益: 12.24億円 (前年比 +82.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 前年同期比での業績回復:売上・営業利益ともに前年同期を上回る回復を示した。
- 特別利益計上:投資有価証券売却益約5.27億円を計上し、当期純利益が押し上げられた。
- 業績予想は修正せず:通期業績予想(2027年3月期)については変更なしと公表。
好材料(ポジティブ要因)
- 製品ミックスの改善:アルミニウム製錬用カソードブロックなどで販売回復が顕著(+51.8%)、高付加価値製品の回復は収益性向上に直結。
- 為替環境が追い風:円安が輸出収益を押し上げ、輸出関連の増収要因となっている。
- 資本政策および中長期方針の明示:ROE向上目標や自己株式取得等(中期での株主還元強化方針)は株主還元期待を高める(中長期施策の公表)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 主要製品の弱含み:人造黒鉛電極は販売減(売上8.19億円、△18.9%)で、事業全体の下押しリスクが残る。
- 利益の一過性リスク:当期純利益の大幅増は投資有価証券売却益による一時要因が大きく、継続的な収益改善とは別評価が必要。
- 外部環境の不確実性:世界経済の不透明感、地政学リスクや海外低価格品の流入など需給面の不安が依然存在。