ベーシック(519A) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 12:49
株式会社ベーシック
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高(上期累計)は12.06億円、前年同期比+10.2%。ストック型(サブスクリプション)が売上の約8割を占め、ARRは安定的に積み上がる。
- 第2四半期は非ストック型ソリューション収益の減少と販管費増により、四半期ベースで売上・営業利益ともに前四半期比で減少(Q1→Q2:売上615→591百万円、営業利益103→48百万円)。
- 複数の新規プロダクト(ferret SFA/CRM、Sales Agent、askrun、faqrun等)を順次リリースし、Suite構想(ferret Growth Suite / run Suite)を早期に立ち上げ。コンパウンドによるクロスセル拡大を狙う段階へ移行。
決算数値概要
- 売上高: 12.06億円 (前年比 +10.2%)
- 営業利益: 1.51億円 (前年比 +47.2%)
- 純利益: 0.59億円 (前年比 △63.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 生成AI普及に伴い、AI代替性が高いコンテンツ制作中心のソリューション収益が減少し、第2四半期で直前四半期比の減収要因となった。
- ferret SFA/CRM、Sales Agent、askrun、faqrunなどの新プロダクトを正式リリースし、workrunを中核としたSuite提供を本格化。
- 上場に伴う公募増資で手元資金を大幅に積み増し(中間期末現金1,424百万円)。臨時株主総会で無償減資(資本金振替)を予定し、資本政策の調整を実施予定。
好材料(ポジティブ要因)
- サブスクリプション収益の比率が高く、ARRは安定的に積上げられているため、収益の下支えが強い(ARR伸長)。
- AI駆動開発により新プロダクトを低コストかつ短期間で投入可能。Suite化によるクロスセル・アップセルで顧客単価向上の余地。
- 上場による資金調達で開発・マーケティング・人材投資が可能となり、成長投資余地が拡大。
悪材料(ネガティブ要因)
- 生成AIの普及でAI代替されやすい領域の受注が減少し、ソリューション収益の変動が短期業績にネガティブ影響。
- 第2四半期は展示会出展費用や採用費など販管費増が重なり、四半期ベースで営業利益が急減(利益率の低下)。
- ferretでのターゲット顧客の見直しにより有料顧客数が一時的に減少しており、顧客数回復と単価維持の両立が課題。