小林製薬(4967) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:25
小林製薬株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は707.49億円(前年同期比 +2.5%)と小幅増加したが、営業利益は21.62億円(前年同期比 △67.5%)と大幅減益
- 紅麹関連の製品回収および補償対応に係る費用や、事業所統合費用等の特別損失を計上(当中間期で製品回収関連損失661百万円、事業所統合費用683百万円)
- 期後発事象として中国子会社(江蘇小林製薬)の持分譲渡を決議(譲渡損益は精査中、特別損失計上見込み)。一方でPALTAC株式売却により第3四半期に約32.82億円の特別利益計上見込み
決算数値概要
- 売上高: 707.49億円 (前年比 +2.5%)
- 営業利益(経常利益): 21.62億円 (前年比 △67.5%)
- 純利益: 11.36億円 (前年比 △64.1%)
前回決算からの主なUPDATE
- 売上は堅調に推移したものの、販管費増や特別損失計上で営業利益が大幅悪化(前期比で大幅減益)
- 紅麹事案に関する回収・補償対応は継続中で、当期も引当・支出を実施(製品回収関連損失計上)
- 決算発表後に連結子会社(江蘇小林製薬)の持分譲渡を決議(譲渡日:2026年10月末予定)。またPALTAC株売却による第3四半期特別利益計上を予定
好材料(ポジティブ要因)
- 国内での新製品投入が寄与し売上は増加:複数の新製品(例:サラシア100プレミアム、ブレスケア炭酸タブレット等)が販売貢献
- 中国・東南アジアなど国際事業での増収(中国は大幅増)により国際売上全体は増加傾向
- 財務基盤は良好:自己資本比率82.9%、現金同等物約508億円(50,797百万円)と高めの安全性。PALTAC売却益の計上で一時的な利益・キャッシュ改善期待
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業利益が大幅減(△67.5%)と収益性が著しく低下、販管費増や特別損失が重し
- 紅麹関連の回収・補償に係る追加費用リスクおよび訴訟等の不確実性が残る(注記で追加費用発生の可能性を明示)
- 米国での供給問題による減収や、江蘇子会社の売却に伴う特別損失計上見込みなど、短期的な事業・収益構造の不透明感