ヤスハラケミカル(4957) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/01/30 21:35
ヤスハラケミカル株式会社
2026年3月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年比+4.1%増の113.58億円と増収だが、営業利益は13.37億円で前年比△3.1%と減益
- 事業別では「テルペン化学製品」が好調(売上87.67億円、営業利益20.04億円、前年比増)一方、「機能性コンパウンド」は減収減益(売上25.90億円、営業利益1.30億円、前年比大幅減)
- 重要な会社行動:株式併合・定款変更および公開買付(MBO)に関連して東証での整理銘柄指定→上場廃止予定(2026/3/6予定)および自己株式の消却を決議(臨時株主総会承認が条件)
決算数値概要
- 売上高: 113.58億円 (前年比 +4.1%)
- 営業利益(経常利益): 13.37億円 (前年比 △3.1%)
- 純利益: 11.50億円 (前年比 +4.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第3四半期単独(第2四半期累計との差)では売上3,865百万円(38.65億円)、営業利益474百万円(4.74億円)、四半期純利益447百万円(4.47億円)を計上
- 通期業績予想に変更なし(会社は2025/9/19公表の通期見通しを据え置き)
- 2026年1月の取締役会決議に基づき、株式併合・単元数の廃止等を臨時株主総会で議案上程予定。これに伴い公開買付(MBO)と上場廃止の手続きが進行中、自己株式の消却も決議(承認条件あり)
好材料(ポジティブ要因)
- コア事業であるテルペン化学製品が増収増益で牽引しており、収益の柱が堅調
- 借入金の圧縮により負債が減少(総負債3,516百万円、前期末6,658百万円 → 財務体質改善)、自己資本比率は86.4%へ上昇
- 為替差益など営業外収益の計上(第3四半期累計で為替差益248百万円)が経常利益を押し上げた
悪材料(ネガティブ要因)
- 機能性コンパウンド事業は売上・営業利益ともに大幅に悪化(売上↓8.8%、営業利益↓43.6%)、収益の二極化が進行
- 販管費の増加(販管費が前年同期比で増加し営業利益を圧迫)により売上増が利益増に直結していない
- 公開買付・株式併合・上場廃止という企業統治・流動性面の大きな変更は、少数株主の流動性低下や評価にマイナス影響を与える可能性が高い