4886東証プライム市場
あすか製薬ホールディングス あすか製薬ホールディングス(4886) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/04 16:00
あすか製薬ホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比△1.5%の173.84億円。国内の薬価改定と海外での原薬調達難が主因で減収。
- 営業利益は前年同期比△51.4%の7.11億円と大幅減益。原材料価格上昇と臨床進捗に伴う研究開発費増が寄与。
- 海外事業は中東情勢等による主力製品の原薬調達難で減収(海外売上9.08億円)・損失転落。アニマルヘルスは売上増も仕入価格上昇で減益。
決算数値概要
- 売上高: 173.84億円 (前年比 △1.5%)
- 営業利益(経常利益): 7.11億円 (前年比 △51.4%)
- 純利益: 5.33億円 (前年比 △57.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想(2027年3月期)は前回公表値から変更なし(売上730億円、営業利益62億円の計画を据え置き)。
- 第1四半期で研究開発費が積み上がり(Q1で25.82億円)、臨床フェーズの進展が利益を圧迫(AKP-022のPhIIIなど)。
- 海外子会社(Hataphar)を含む海外事業で原薬調達難が発生し、Q1で海外売上が大幅減(海外セグメントで減収減益)。
好材料(ポジティブ要因)
- 主力製品の堅調な推移:レルミナ、チラーヂン、リフキシマ、リュープロレリン等が伸長し、製品ミックスが改善(先発品比率上昇)。
- 開発パイプラインの進展:AKP-022(レルゴリクス配合剤)PhIII進行、複数案件(AKP-009、AKP-021等)が臨床段階で進展中で中長期の成長期待。
- 中期経営計画2028およびASKA VISION 2035を公表し、売上850億円(2028年度目標)等の成長目標を掲げている点は長期投資家にとってプラス。
悪材料(ネガティブ要因)
- 原材料価格と仕入れコストの上昇により売上原価率が悪化、粗利圧迫が継続(営業利益率急低下)。
- 国内の継続的な薬価改定による下押し圧力:一定の製品で薬価ダウンが利益に影響。
- 地政学リスクや通商政策の不確実性により海外サプライチェーンが脆弱化(中東情勢による原薬調達難が業績に直撃)。