クリングルファーマ(4884) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 16:16
クリングルファーマ株式会社
2026年9月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高が急増(クラリス社向けのHGF原薬供給および技術アクセスフィーにより第3四半期累計で約3.24億円に拡大)
- 脊髄損傷(急性期)について、PMDAと追加第Ⅲ相試験の骨子で合意し治験計画届出を提出(所定調査完了)、追加治験開始の段階へ移行
- 声帯瘢痕の第Ⅲ相試験で症例組入れ完了(最終症例の経過観察は進行中)および丸石製薬との国内販売に向けた基本合意締結(最終契約へ向け協議中)
決算数値概要
- 売上高: 3.24億円 (前年比 +501.0%)
- 営業利益(経常利益): △6.34億円 (前年比 +14.2%:営業損失は縮小)
- 純利益: △6.32億円 (前年比 +14.6%:四半期純損失は縮小)
前回決算からの主なUPDATE
- クラリス・バイオセラピューティクス向けのHGF原薬供給が進み、売上と現預金が大幅に増加(業績予想も原薬売上を反映して修正)
- 脊髄損傷急性期:PMDAとの対面助言で追加第Ⅲ相試験の骨子合意、治験計画届出提出(2026年6月)・所定調査完了(7月) → 追加治験実施へ
- 声帯瘢痕:第Ⅲ相の症例組入れ完了(目標到達)、丸石製薬と国内販売に向けた基本合意締結(最終契約へ協議継続)
好材料(ポジティブ要因)
- 短期的な収益源確保:クラリス社への原薬供給および技術アクセスフィーで四半期売上が大幅増、財務余力の改善に寄与
- 臨床・規制面での前進:脊髄損傷でPMDAと追加試験の骨子合意、欧州・米国で希少医薬品指定を取得し承認取得の道筋が明確化
- 商業化パートナーの進展:声帯瘢痕の上市に向けた大手製薬(丸石製薬)との基本合意や国内販路(東邦HD等)整備で上市後の実行可能性が高まる
悪材料(ネガティブ要因)
- 依然として大幅な営業・純損失を計上:開発費負担が継続しており黒字化には追加の承認・商用化が必須
- 承認スケジュールの遅延と追加コスト:第Ⅲ相での有効性評価に関して追加治験が必要となり、時間・費用の上積みと不確実性が生じる
- 開発リスク依存:主要価値は臨床成功に依存しており、追加試験の結果次第で将来収益性が大きく変動するリスクが高い