ファンペップ(4881) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:42
株式会社ファンペップ
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 事業収益は僅少(化粧品向け等の機能性ペプチド販売で1百万円)にとどまる一方、営業損失は前年同期比で縮小(研究開発費の減少が主因)
- 第Ⅰ相試験を実施した抗体誘導ペプチド「FPP004X」の速報(第Ⅰ相臨床試験の速報結果)を公表(2026年7月)し、塩野義製薬との今後の開発方針を協議中
- 財務面では2026年3月の第三者割当・新株予約権行使等に伴う資金調達と、3月26日の資本減少・欠損填補処理により純資産が増加し、自己資本比率は78.1%に改善
決算数値概要
- 売上高: 0.01億円 (前年比 N/A)
- 営業利益(経常利益): △5.38億円 (前年比 △40.9% ※損失幅の縮小)
- 純利益: △5.67億円 (前年比 △36.6% ※損失幅の縮小)
前回決算からの主なUPDATE
- 研究開発費の減少(主にFPP004X関連の費用減)により、営業損失・経常損失・当期純損失ともに前年同期比で縮小
- FPP004Xの第Ⅰ相臨床試験に関する速報を公表(2026年7月)。塩野義製薬(オプション権保有)と今後の開発方針を協議中
- 2026年3月に実施した第三者割当や新株予約権の行使による資本増加および3月26日の資本組替(欠損填補)を実施し、期中の純資産・自己資本比率が改善
好材料(ポジティブ要因)
- 臨床開発の進捗:FPP004X(花粉症対象)で第Ⅰ相の観察終了・速報公表、SR-0379(皮膚潰瘍)は追加第Ⅲ相(02試験)進行中で、01試験の部分解析で有効性シグナルを確認済み(対象サブグループ)
- ライセンス/導出のポテンシャル:塩野義製薬とのオプション契約等、導出候補との提携で大きなマイルストーン・ロイヤリティ収入の可能性あり(契約金額レンジの想定あり)
- 財務安定化の取り組み:2026年3月の資本政策(増資・新株予約権行使)と欠損填補により純資産が増加、自己資本比率が向上し開発継続の余地が改善
悪材料(ネガティブ要因)
- 収益化未達:事業収益はほぼなし(中間期で1百万円)で、当面は臨床進捗に依存した資金調達・提携に頼る構造が継続
- 継続的な赤字:中間期で営業損失・純損失が依然大きく、今後も臨床開発費によるキャッシュ消費リスクあり(開発スケジュール次第で追加調達の可能性)
- 開発リスクと提携依存:主要品目(FPP004X、SR-0379等)は今後の臨床結果・パートナー判断に収益が大きく依存しており、不確実性が高い