オリコン(4800) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:03
オリコン株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+1.6%で増収(1,347,646千円)ながら、営業利益率が高水準の29.5%を維持し営業利益は前年同期比+7.4%(397,520千円)と増益
- 経常利益は為替差益等の寄与により+19.4%(415,688千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は+29.6%(271,168千円)と大幅増益
- 重要なコーポレートイベント:メディア株式会社による公開買付けが成立し保有比率が20%超、完全子会社化(スクイーズアウト)を視野に入れた手続きが予定されている(上場廃止リスクあり)
決算数値概要
- 売上高: 13.48億円 (前年比 +1.6%)
- 営業利益(経常利益): 3.98億円 (前年比 +7.4%)
- 純利益: 2.71億円 (前年比 +29.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期決算:売上は小幅増だが高い利益率を確保し、営業/経常/純利益とも前年同期比で改善
- 配当方針の変更:2027年3月期は期末配当を行わない(2026年5月28日公表の「無配」修正)
- 企業支配の変化:メディア株式会社による公開買付けが成立、同社が20%超を取得しスクイーズアウト手続を実施予定(上場維持の不確実性が発生)
好材料(ポジティブ要因)
- 高収益性:Q1営業利益率29.5%と高水準を維持し、少ない売上増でも利益成長を実現している点は収益力の強さを示唆
- 財務の安定性:自己資本比率81.5%と健全で現金預金など流動性も厚い(現金及び預金4,410,585千円)ため外部ショック耐性がある
- 事業の柱が堅調:CS調査事業(商標利用/デジタルプロモーション)が堅調、ニュース配信・動画の収益基盤もあり事業ポートフォリオが比較的分散
悪材料(ネガティブ要因)
- 支配権移転・上場廃止リスク:公開買付け成立とスクイーズアウト計画により、株式の流動性低下および少数株主の価値実現機会が制約される可能性
- 広告市場依存と環境変化:ニュース配信・PV事業は検索広告環境の影響で一部減収(Q1ではPV事業が前年同期比減)であり、生成AIやゼロクリック検索等の構造変化は収益性にマイナス影響の懸念
- 配当縮小:通期で無配の方針(2027年)は配当期待の高い投資家にとってネガティブ