NANOMRNA(4571) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:43
NANOホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は35,699千円(約0.36億円)で前年同期比+363.6%と大幅増加したが(主に原材料販売・製品販売による)、営業損失・経常損失・純損失は拡大し、収益性は悪化。
- 営業損失は275,888千円(約2.76億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は281,439千円(約2.81億円)と前年同期より損失が増加。
- ホールディングス体制移行(2026年4月1日)以降、投資プラットフォーム構築を加速(投資専門子会社NBI設立、SBI系ファンドとの共同運営など)および新設子会社NANO MRNAを連結対象に追加(連結範囲変更あり)。
決算数値概要
- 売上高: 0.36億円 (前年比 +363.6%)
- 営業利益(経常利益): △2.76億円 (前年比 -)
- 純利益: △2.81億円 (前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- 連結範囲の変更:NANO MRNA株式会社を新規連結(新設分割により創薬事業を移管)し、連結子会社が増加。
- 組織・投資基盤強化:投資専門子会社 Nano Bridge Investment(NBI)を軸にSBI系と共同でファンド(Bio Bridge I / NSSファンド)を運営開始し、ファンド投資や案件ソーシング体制を強化。
- 事業投資・M&A実行:NANO MRNAによるLuna RD(PEGフリーLNP技術)子会社化、及びBio Bridge Iを通じた株式会社ナティアスへの出資等、技術獲得・投資を実行(プラットフォーム強化)。
好材料(ポジティブ要因)
- 投資プラットフォームの整備:NBI設立とSBIグループとの協業によりファンド運営能力・資金供給力が強化され、案件獲得/EXIT機会(IPO・M&A・ライセンスアウト等)の創出が期待される。
- 技術・事業の取り込み:NANO MRNAによるLuna RDの子会社化(PEGフリーLNP)やナティアスへの出資により核酸・mRNA関連のコア技術を獲得し、創薬プラットフォームの競争力が向上。
- 売上計上の多様化:原材料供給(美容原料)や既存製品(コムレクス耳科用液)など、投資外の販売収益も確保しており、単年度の収入源の多様化に寄与。
悪材料(ネガティブ要因)
- 損失拡大と現金減少:営業損失・純損失が拡大しており、現金預金は前期末比で約671,291千円減少(資産合計も減少)しているため、資金繰り・運転資金に注意が必要。
- 投資リスクと評価損の可能性:投資事業はマーケットや投資件数に依存しやすく、四半期での有価証券評価差額等の変動(その他有価証券評価差額金の大幅変動)により業績が変動しやすい。
- 業績予想非開示:投資事業の性格上合理的な予想算定が困難として通期予想を開示しておらず、短中期の業績見通しが不透明で投資家の判断材料が限定される。