Sansan(4443) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 04:28
Sansan株式会社
2026年5月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+24.4%の537.61億円と堅調な成長、調整後営業利益は過去最高の84.27億円(+137.0%)と大幅増益
- 営業利益は81.85億円(+192.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は67.78億円と大幅黒字化(前期は小幅黒字)
- 「Bill One」の高成長継続(売上+39.7%、ARRは147.82億円で+34.9%)および株主還元の開始(期末配2.5円、自己株取得の実施)
決算数値概要
- 売上高: 537.61億円 (前年比 +24.4%)
- 営業利益(経常利益): 81.85億円 (前年比 +192.3%)
- 純利益: 67.78億円 (前年比 +1,497.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 連結範囲の変更:連結子会社であったログミー株式会社を譲渡(ログミーBusiness事業は一部承継)、譲渡益を計上予定/計上(第4四半期に関係会社株式売却益を計上)
- 株主還元の開始:期末配当(初配)2.5円の実施と自己株式取得(累計約133.16万株・取得対価約20億円)を実行
- 2027年5月期見通しを上方提示:売上63,706~65,319百万円、調整後営業利益率20.0%~22.5%(Bill Oneの通期黒字化を見込む)
好材料(ポジティブ要因)
- Bill Oneの高成長と収益改善:売上高+39.7%、ARR +34.9%で、2027年通期での黒字化見込みが業績の上振れ要因
- 圧倒的な市場地位と高い継続性:「Sansan」は国内法人向け名刺管理市場で高シェア(約85.8%)・契約件数増(+14%)・低解約率(直近12か月平均0.55%)を維持
- 財務余力とキャッシュ創出力:期末現金等36,849百万円、営業CF9,641百万円で成長投資・M&A・株主還元の両立余地あり
悪材料(ネガティブ要因)
- 特別利益等の一時要因の影響:第4四半期に関係会社株式売却益や連結範囲変更による損益の変動があり、純利益の増加には非継続要因が含まれる可能性がある
- 事業の国内依存度が高い:売上の90%以上が国内顧客であり、国内景気変動や規制の影響を受けやすい構造
- 成長維持のための投資負担:テレビCM強化や人件費・広告投資を継続しており、成長が鈍化した場合は利益率低下リスクがある