リックソフト(4429) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 04:29
リックソフト株式会社
2027年2月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は28.40億円(前年同期比△1.1%)とほぼ横ばい。ライセンス粗利圧迫をプロフェッショナルサービスの伸長で吸収し、減収ながら利益率を維持。
- 営業利益は1.26億円(前年同期比△3.3%)、経常利益は為替差損の反動で1.28億円と前年同期比で増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.93億円(前年同期比+24.8%)と増益。
- 契約負債が前年同期比で50.8%増の49.86億円まで積み上がり、来期以降の収益の安定性・成長の下支えとなる受注残が蓄積された点が注目される。
決算数値概要
- 売上高: 28.40億円 (前年比 △1.1%)
- 営業利益: 1.26億円 (前年比 △3.3%)
- 純利益: 0.93億円 (前年比 +24.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- グローバル展開:Information Officer Pte. Ltd.(シンガポール)との資本業務提携を決議(IO SG社は「Ricksoft Singapore Pte. Ltd.」へ改称予定) — 東南アジア〜米国を含む顧客基盤強化。
- 受注・契約負債の積み上がり:契約負債が前期末比で増加し、49.86億円に到達。ストック的な収益基盤が強化。
- 事業構造改革の進展:プロフェッショナルサービス売上が前年同期比+16.3%と好調で、高付加価値サービスへのシフトが進行中(Reignite2030の効果が表れ始めている)。
好材料(ポジティブ要因)
- 契約負債(受注残)増加により将来の売上計上が見込め、収益の安定性が向上している点。
- プロフェッショナルサービスの伸長により粗利構成が改善しつつあり、ライセンス依存からの脱却が進展。
- グローバル拠点強化(IO SGとの提携)やAtlassianパートナーとしての高い技術力・認定数により海外・新市場の取り組み拡大が期待できる。
悪材料(ネガティブ要因)
- ライセンス原価(仕入)上昇で粗利率が圧迫されており、今後も価格・原価動向が利益を左右するリスク。
- 会社予想では通期で営業利益が大幅減(2027年2月期予想 営業利益2.00億円:前期比△46.7%)となっており、今期通期見通しは利益面で厳しい見込み。
- 主要製品(Atlassian等)への依存や競争激化、為替・海外情勢の不確実性が中長期の収益に影響を与える可能性。