チームスピリット(4397) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 16:18
株式会社チームスピリット
2026年8月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は第3四半期累計で44.32億円(前年同期比+24.7%)と増収を継続
- 営業利益は4.31億円(前年同期比+60.8%)で増益、営業利益率が改善し通期計画の進捗は良好(営業利益は期初計画達成済み)
- ARRは47.27億円相当(4,727百万円、前年同期比+12.4%)、契約ライセンス数は734,882(前年同期比+19.1%)とエンタープライズ領域が成長を牽引
決算数値概要
- 売上高: 44.32億円 (前年比 +24.7%)
- 営業利益: 4.31億円 (前年比 +60.8%)
- 純利益: 2.94億円 (前年比 +30.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 利用ユーザー数が70万ユーザーを突破し、契約ライセンス数は734,882ライセンス(Q3累計で純増71,193ライセンス)、ARRは4,727百万円に到達(資料:決算説明資料・Appendix/pp.31-34)。
- 新製品・投資:自社カンファレンスで「TeamSpirit AIシフトエージェント」を発表(2026年8月リリース予定)、またTeamSpirit 労務管理等の新機能を展開しAI・法改正対応を強化(資料:決算説明資料 p.23–25)。
- キャピタル面の変化:2026年1月22日に自己株式1,244,800株を取得(自己株式計600,502千円に増加)/2026年3月に三井住友銀行より600百万円の借入実行(資料:第2四半期・第3四半期短信のB/S注記)。
好材料(ポジティブ要因)
- エンタープライズ領域の受注好調でライセンス数・ARRが堅調に拡大(契約社数2,229社、ARR累計4,727百万円)。高解約率の改善とネガティブチャーン継続でストック収益基盤が強い(資料:決算説明資料 pp.10,33)。
- 収益性改善:販管費のコントロールや投資の選別により営業利益率が改善(Q3単独営業利益は過去最高を更新、Q3累計でも営業利益率向上)。
- 新製品・パートナー(Oracle, Abeam等)により法改正・AI対応製品ラインが強化され、中長期の競争優位性拡大が期待できる(資料:決算説明資料 pp.23-25)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 自己株式取得により純資産が減少し自己資本比率が低下(第3四半期末の自己資本比率は約26.1%)。財務健全性の指標は悪化傾向(資料:第3Q貸借対照表、p.6)。
- Salesforceのプラットフォームでのセキュリティ強化の強制適用により、一部商談の長期化や期ズレが発生。Q3単独のARR純増が限定的(Q3単独ARR純増は約49百万円)で、短期のARR増加ペースが鈍化(資料:決算説明資料 pp.5-8)。
- 有利子負債の増加(600百万円の借入)と自己株式取得によるキャッシュアウトにより、短期的な財務負担と金利費用増加のリスクが存在(資料:中間決算・決算短信の注記)。