UBE(4208) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:49
UBE株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+21.3%の1,219億円、営業利益は+88.6%の56億円と大幅な増収増益を達成(セグメント寄与:ウレタンシステムズ寄与、樹脂・化成品の価格上昇)。
- 経常利益は持分法投資利益の改善や為替差益で大幅増加し113億円に達したが、法人税等の増加で親会社株主に帰属する四半期純利益は42億円(前年同期比△3.9%)に減少。
- セグメント面では、高機能ウレタン(ウレタンシステムズ)の寄与と機能品・樹脂の堅調が収益拡大を牽引する一方、医薬は損失縮小、機械は製品販売減で足を引っ張る(決算説明・セグメント表参照)。
決算数値概要
- 売上高: 1,219億円 (前年比 +21.3%)
- 営業利益(経常利益): 56億円 (前年比 +88.6%)
- 純利益: 42億円 (前年比 △3.9%)
前回決算からの主なUPDATE
- ウレタンシステムズ事業の寄与が当四半期で明確化(前年同期に連結損益へ含まれていなかった事業が寄与)。
- セグメント再編:UBE America Inc. を「樹脂・化成品」から「機能品」へ移管(開示区分の見直し)。
- 通期業績予想および配当見通しは変更なし(通期予想:売上485,000百万円、営業利益23,500百万円、配当予想:年間160円)。
好材料(ポジティブ要因)
- M&A・事業統合効果:ウレタンシステムズの連結寄与で高付加価値分野が強化され、売上・営業利益の拡大に寄与。
- 持分法投資利益の改善および為替差益の寄与で経常利益が大幅改善(外部環境改善時の収益上振れ期待)。
- 財務面の安定:自己資本比率は46.7%に上昇、現金・預金も増加しており投資・成長施策を継続しやすい。
悪材料(ネガティブ要因)
- 四半期純利益は法人税等の増加で減少しており、税負担増が利益を圧迫(当期は税負担率上昇の影響)。
- 原燃料・エネルギー価格の変動(中東情勢など)によるコスト上振れリスクが依然存在し、販売価格への転嫁や稼働影響の不確実性。
- 事業ごとのばらつき:医薬の赤字継続や機械の製品販売減など、依然改善が必要なセグメントがあり収益の安定化が課題。