かっこ(4166) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/13 16:30
かっこ株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は455.96百万円(約4.56億円)、不正検知サービスのストック収益が385.49百万円(約3.85億円、YoY +22.3%)と堅調に拡大し、売上に占めるストック比率は約84.5%に上昇。
- 営業損失は△92.82百万円(約△0.93億円)、親会社株主に帰属する中間純損失は△107.58百万円(約△1.08億円)。M&A・事業譲受に伴う一過性費用や投資有価証券の評価損(14.27百万円)が影響。
- 事業拡張のためにアドフラウド事業「X-log」を事業譲受(2026/4/1)し、情報サービスの株式会社Anycloudを完全子会社化(株式取得日2026/6/17、みなし取得日2026/5/31)。これらに伴い短期借入金247百万円を実行し、のれん合計約171.6百万円(Anycloud 151.59、X-log 20.18)を計上(連結貸借対照表に反映)。
決算数値概要
- 売上高: 4.56億円 (前年比 +11.9%)
- 営業利益(経常利益): △0.93億円 (前年比 -%)
- 純利益: △1.08億円 (前年比 -%)
前回決算からの主なUPDATE
- Anycloud を完全子会社化(取得対価 247百万円、のれん151.59百万円、取得関連費用28.8百万円を計上)。連結は第3四半期より損益寄与予定だが、当中間期は貸借対照表のみ連結。
- アドフラウド対策サービス「X-log」を取得(事業譲受、取得対価18.5〜25.85百万円の開示が時期資料で差異あり)。X-logにより広告流入段階から決済まで一気通貫の不正対策提供が可能に。
- 取得資金確保のため短期借入金247百万円を実行。これにより流動負債が増加し、自己資本比率は期首の約70.1%から55.1%へ低下。
好材料(ポジティブ要因)
- ストック収益の拡大:不正検知サービスのストック収益がYoY +22.3%と高成長を維持し、収益の安定性が強化されている(FY26上期ストック約3.85億円)。
- M&Aによる事業拡張・技術獲得:X-log(アドフラウド)とAnycloud(AI開発力)の獲得により、広告 → ログイン → 決済までの一気通貫ソリューション構築とAIによるプロダクト高度化が期待される。
- 売上総利益率の改善:売上総利益率は73.6%と高水準(前年同期比改善)、原価構造改善とスケール効果が寄与。
悪材料(ネガティブ要因)
- 継続的な赤字:営業損失・中間純損失を計上。M&A関連費用やのれん償却・投資有価証券評価損が短期的な利益圧迫要因。
- 財務構造の悪化リスク:取得資金の借入により流動負債が増加し、自己資本比率が低下(55.1%)。借入に対する財務制約条項の管理が必要。
- 一過性費用とのれん償却負担:上期にM&A一過性費用37百万円を計上。Anycloudののれん(約151.6百万円)とX-logののれん(約20.2百万円)の今後の償却が利益を圧迫する可能性。