エア・ウォーター(4088) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/12 16:23
エア・ウォーター株式会社
2026年3月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年成長(+5.3%)で10,668億円に増加したが、のれん・固定資産等の減損や調査関連費等により営業損失・当期損失を計上
- 当期に減損損失1,079.8億円、調査関連費等約130.3億円を計上し、親会社帰属の当期損失は△639.5億円となった
- グループ全社での自主点検および過年度訂正を実施中。過年度の売上虚偽表示の訂正や社内ガバナンス強化を進めている(特別注意銘柄指定対応含む)
決算数値概要
- 売上高: 10,668億円 (前年比 +5.3%)
- 営業利益(経常利益): △371.6億円 (前年比 -)
- 純利益: △639.5億円 (親会社の所有者に帰属、前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- 過年度の不適切会計に関する自主点検の結果を反映し、過年度訂正と当期の大幅な減損・調査費計上を実施
- 期中に財務基盤の安定化措置(シンジケート型コミットメントラインの整備・借入実行)を実行し流動性確保を図った
- 配当は年間75円を維持(財務状況は悪化するも当面の株主還元を継続する方針)
好材料(ポジティブ要因)
- 営業キャッシュ・フローは1,075.8億円と堅調で、事業からのキャッシュ創出力は維持されている
- 売上高は前年増(+5.3%)と事業規模は拡大傾向。主要事業(産業ガス、ヘルス&セーフティー等)は底堅く推移
- コミットメントラインや短期借入の活用等で当面の資金繰りは確保(資金調達体制の整備が進展)
悪材料(ネガティブ要因)
- のれん・固定資産の減損1,079.8億円、調査関連費等130.3億円など一時損失が大きく、当期純損失が巨額
- グループ複数社での不適切会計・証憑偽造の事実が判明し、信頼回復や規制当局対応(課徴金・調査等)のリスクが残存
- 親会社帰属持分比率低下(36.5%→32.1%)等により資本基盤が毀損、財務の健全性回復が当面の課題