ベイシス(4068) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:51
ベイシス株式会社
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は8,427百万円(前年比+5.5%)と増収、営業利益・当期純利益も前年を上回る増益着地
- 大型案件の検収がFY27へずれ込み、期中の業績予想に対しては売上高・営業利益が未達(売上高は予想比97.0%)
- 現場DXプラットフォーム「BLAS」の制度認定・提携(IT導入補助金認定、MODEへのSAFE出資、Vieureka連携)によりBPaaS化とストック化の進展を確認
決算数値概要
- 売上高: 84.27億円 (前年比 +5.5%)
- 営業利益(経常利益): 2.16億円 (前年比 +21.5%)
- 純利益: 1.12億円 (前年比 +16.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 大型案件の検収遅延によりFY26の売上・利益は業績予想を下回る(該当案件はFY27に寄与見込み)
- BLASが「IT導入補助金2025」の対象ツールに認定、MODEとの連携強化やVieurekaとのプロダクト連携を開始し、SaaS/データ事業の拡大を加速
- 「中期経営計画2030」を策定(FY30目標:売上144.61億円、調整後EBITDA13.48億円をオーガニック目標、M&A込みで調整後EBITDA15億円超を目指す)
好材料(ポジティブ要因)
- IoT事業の拡大:スマートメーターや各種IoT機器の設置増でIoT売上は3,742百万円(前年比+13.1%)と二桁成長を継続
- BLASの制度・事業連携の進展:IT導入補助金認定、MODE・Vieurekaとの連携、SAFE出資などでBLASの有償導入・BPaaS化が加速しストック収益化が見込める
- 財務基盤の安定:自己資本比率約55%を維持し、現預金や流動比率など健全な財務構造を維持
悪材料(ネガティブ要因)
- 収益のタイミングリスク:大型案件の検収遅延により業績が期ズレしやすく、短期的な業績変動が発生しやすい点
- モバイル事業の高粗利ストック案件の減少:5G投資抑制により高利益案件が減少し、売上総利益率に下押し圧力がかかっている
- 中期目標達成に向けた実行リスク:FY30の調整後EBITDA目標(オーガニックで13.4億、M&A込みで15億超)達成にはAX推進、BLAS拡販、M&Aの成功とPMI能力が不可欠で、実行の不確実性が存在する