トクヤマ(4043) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/29 10:18
株式会社トクヤマ
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高はトクヤマライフサイエンス(TLS)グループの連結や半導体関連製品の販売増により前年同期比で増収(+4.7%)。
- 営業利益は化学品の販売減少や原燃料コスト上昇の影響で前年同期比で大幅減益(△22.9%)。
- 2027年3月期の通期業績予想と配当(中間60円・期末72円、年間132円)を公表(通期は増収だが原燃料高等で減益見込み)。
決算数値概要
- 売上高: 856.54億円 (前年比 +4.7%)
- 営業利益: 60.76億円 (前年比 -22.9%)
- 純利益: 52.04億円 (前年比 +6.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- トクヤマライフサイエンス(JSR系)買収に係るのれんの暫定配分が確定:のれんが大幅に圧縮され、顧客関連資産等へ振替(のれん減少で会計処理を確定)。
- 2027年3月期の通期業績予想および配当予想を公表(これまで未定だった配当方針を提示:中間60円、期末72円)。
- セメント・固化材の国内販売事業の譲渡プロセスが進行中(新会社設立済、2026/10/1での事業分離・譲渡予定)— 連結内容や収益構造に影響を与える可能性。
好材料(ポジティブ要因)
- トクヤマライフサイエンス(TLS)グループの連結効果でライフサイエンス分野が成長し、収益の底上げに寄与している。
- 電子先端材料(半導体向け多結晶シリコン、乾式シリカ、放熱材など)の販売堅調でセグメント増収増益を確保。
- 配当方針の明確化と増配(通期132円)は株主還元の継続性を示し、投資家にとってポジティブ。
悪材料(ネガティブ要因)
- 国際情勢に伴う原燃料(ナフサ等)価格上昇および調達リスクが営業利益を圧迫。ナフサ価格1Q実績は高水準(資料参照)。
- 化成品(苛性ソーダ等)で原料逼迫による販売数量減少やコスト上昇が続き、化成品セグメントの利益悪化。
- セメント事業の国内販売譲渡および製造停止検討など事業再編が進行中で、短期的には売上構成や収益性の変動リスクを伴う。