ユーザーローカル(3984) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 17:50
株式会社ユーザーローカル
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高・各段階利益ともに過去最高を更新(通期売上高53.43億円、営業利益21.96億円)
- 法人向け生成AIサービス「ユーザーローカル ChatAI」を中心に契約件数が拡大(契約数6,000件超)、大手企業・官公庁への導入が進展
- 2027年6月期は売上高は過去最高を見込む一方で、生成AI関連コストの増加を見込み営業利益はやや減益予想(コスト増が短中期のリスク)
決算数値概要
- 売上高: 53.43億円 (前年比 +16.6%)
- 営業利益: 21.96億円 (前年比 +11.4%)
- 純利益: 16.35億円 (前年比 +14.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 中間配当を新設(中間10円)、通期配当を24円へ増額・株主優待(100株以上にデジタルギフト3,000円)を導入
- 自己株式の取得(上限10億円、取得期間:2026/2/16~8/5)を実施し、10万株を消却(消却日: 2026/5/29)
- 法人向け生成AI(ChatAI)の導入実績が拡大し、自治体・大手流通グループ等での活用が判明(RAG等の実運用で稼働)
好材料(ポジティブ要因)
- 高収益のSaaSビジネス構造と高い営業利益率(営業利益率約41.1%)により収益性が高い点
- 生成AI領域での商談・導入が進展し、RAGやカスタムAIエージェントなど差別化サービスで大手/官公庁需要を取り込みつつある点
- 手元資金が十分(現金及び現金同等物:97.49億円)で、自己株買い・増配など株主還元を実行できる財務余力
悪材料(ネガティブ要因)
- 生成AI利用量増加やGPU等インフラ費用、為替(米ドル建てコスト)でAI関連コストが上昇しており、短中期で利益を圧迫するリスク
- 事業が単一セグメント(データクラウド)・国内顧客中心であるため、顧客・市場の集中リスクが残る点
- 各顧客の利用拡大に伴い当社負担の変動費(モデル利用料等)が増える可能性があり、採算管理の難易度が上昇している点