日本製紙(3863) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/05 15:21
日本製紙株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+7.5%で3,145億円と増収(連結子会社増および円安の為替換算影響が寄与)
- 営業利益は前年同期比▲47.0%で29億円に大幅減益(国内は増益だが、海外のOpal・NDPの減益が主因)
- 日本ダイナウェーブ・パッケージング(NDP)の工場事故(2026/5/26)および八代工場の地震被災(2026/7/28)により通期業績予想を「未定」に修正
決算数値概要
- 売上高: 3,145億円 (前年比 +7.5%)
- 営業利益: 29億円 (前年比 ▲47.0%)
- 純利益: ▲2億円 (前年同期 19億円、前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期の連結業績予想を、NDPの事故および八代工場の被災影響により算定困難として「未定」に修正
- 連結子会社の事業再編(Opalの製袋事業譲渡決定、Opalでの人員削減・工場再編の実行)を進行中
- NDPの工場事故と八代工場の操業停止が発生し、生産停止・人的被害と事業影響の調査を継続中
好材料(ポジティブ要因)
- 国内事業ではコストダウンやこれまでの製品価格修正が寄与し増益を確保できている点(収益改善策が効き始めている)
- 連結子会社の増加および円安による為替換算効果で売上高は増加(短期的な売上規模拡大)
- Opalの構造改革(製袋事業譲渡、MV工場の人員・組織再編等)により中長期で収益性改善が見込まれる
悪材料(ネガティブ要因)
- NDPのタンク倒壊事故(死者・負傷者発生)に伴う生産停止・損害賠償リスク・ reputational risk が重大化している点
- 令和8年熊本地震による八代工場の被災で同工場が操業停止、復旧コストや生産遅延が発生する可能性
- 海外事業(特にOpal、NDP)の市況悪化およびコスト上昇が全社業績を圧迫し、通期見通しが不透明になっている点