ヒット(378A) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:06
株式会社ヒット
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は自社デジタル媒体の稼働好調により前年比+16.7%で増収(5,159百万円)
- 営業利益は前年比+3.4%の1,433百万円、経常利益は過去最高益(1,437百万円)を記録した一方で営業利益率は低下(31.4%→27.8%)
- 資材・人件費高騰に伴う資産除去債務(ARO)の見積り変更を計上(増加額104,112千円)、一時的に利益を圧迫
決算数値概要
- 売上高: 51.59億円 (前年比 +16.7%)
- 営業利益: 14.33億円 (前年比 +3.4%)
- 純利益: 9.84億円 (前年比 +8.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 自社デジタル媒体数が増加(第3Q時点11媒体→通期12媒体)、コクミン心斎橋の運営業務受託(2026年4月~)などでデジタル売上拡大を継続
- 資産除去債務(ARO)の見積り変更を実施(増加額104,112千円)、当期の営業利益等は約40,471千円の押下げ影響を受ける会計上の調整を反映
- 株式分割(1株→2株、効力発生日2026年7月1日)を実施。期末配当は記念配当含め1株当たり40.0円(分割前),分割後表示では20.0円相当
好材料(ポジティブ要因)
- 自社デジタル媒体の比率が高く(売上比:約72.8%)、高収益のデジタル売上が成長ドライバーになっている点
- デジタル媒体満稿額(媒体価値)が拡大しており(通期デジタル満稿額の規模が拡大)、稼働率改善でのレバレッジ効果を享受可能
- 財務基盤の改善(現金預金の増加、自己資本比率の上昇)により、今後の媒体開発投資や海外展開の資金余力が確保されつつある
悪材料(ネガティブ要因)
- 資材・人件費高騰に伴うARO増額やコスト上昇で営業利益率が低下(特に一時費用の影響が発生)
- 4Qにおける地政学的リスク(中東情勢)等でスポット需要が弱まるなど、広告需要は外部要因に敏感である点
- 新規媒体開発・設備投資や人員増に伴う先行投資負担が増加しており、回収リスクと短期的なキャッシュアウトが発生し得る点