テクマトリックス(3762) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/31 16:56
テクマトリックス株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 第1四半期売上収益は188.85億円(前年同期比+19.0%)で、1Qとして過去最高を更新。営業利益も16.06億円(+26.4%)と増益。
- 情報基盤事業が牽引。クラウド型セキュリティのサブスクリプション積み上げと、AIを活用したSOC自動化ソリューションのクロスセル、Firmusの大型案件が寄与。
- 受注高は229.13億円相当の表記ではなく「受注高22,913百万円(+11.5%)」「受注残高109,545百万円(+18.0%)」と堅調で、ストック比率(単体+PSP)は84.6%と高水準。売上の可視性・安定性が向上。
決算数値概要
- 売上高: 188.85億円 (前年比 +19.0%)
- 営業利益: 16.06億円 (前年比 +26.4%)
- 純利益: 10.60億円 (前年比 +24.3%)
前回決算からの主なUPDATE
- メドメイン株式会社を追加取得し連結子会社化(取得日:2026年4月30日)。Q1から連結計上、当面は投資フェーズで医療セグメントの利益を下押し。
- 第1四半期実績で主要KPIが上振れしたが、通期業績予想(売上収益818.0億円、営業利益82.0億円)は変更なし(2026年5月発表の計画を据え置き)。
- 取締役会で自己株式取得・消却を決議(取得上限2,300,000株、取得総額上限3,200百万円、取得期間2026/8~2027/2、消却予定2027/3/31)。株主還元の強化を明確化。
好材料(ポジティブ要因)
- 高いストック比率(単体+PSP:84.6%)と受注残高の積み上げ(109,545百万円)により収益の安定性・将来の売上可視性が向上。
- 情報基盤事業の好調継続とAI/SOCのクロスセル、Firmusを通じたASEAN展開で成長ドライバーが明確。サブスクリプション収入の積み上げがキャッシュ創出に寄与。
- キャッシュ創出力の強さ(FY2026 営業CF 131.44億円)と配当増配・自社株買い方針により株主還元姿勢が強化。
悪材料(ネガティブ要因)
- メドメインの連結化による先行投資フェーズで短期的に医療システム事業の営業利益を圧迫(Q1に期間損失計上)。
- CRM・EdTech等での成長投資・人件費増により販管費が上振れ、短期での営業利益率低下リスク。FY2027見通しで営業利益率が若干低下(10.0%見込み)。
- 受注の前受金モデルにより総資産が膨らむ構造で自己資本比率が見かけ上低く見える点(運転資金水準の確保が必要)――投資家は資金循環・前受金の動きを注視。