ケイブ(3760) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/31 16:29
株式会社ケイブ
2026年5月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 大規模な減損損失を計上し、親会社株主帰属の当期純損失が約△27.99億円(ソフトウェア関連資産を期首約22億円→期末約0.3億円へ圧縮)(決算短信 p.8–11)
- 2027年5月期は事業構造正常化とAI導入による効率化を前提に営業利益14.5億円を予想し、「2年以内に営業利益20億円超」を中期目標に設定(決算短信 p.5、決算説明Q&A p.2)
- 配当は2期連続で無配の見込み。株主還元は業績回復と財務健全性を総合判断(決算短信 p.2、Q&A p.3)
決算数値概要
- 売上高: 120.02億円 (前年比 △14.1%)
- 営業利益: △6.08億円 (前年比 △153.7%)
- 純利益: △27.99億円 (前年比 △1,235.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 期中にソフトウエア等の大幅な減損処理を実施し、ソフト資産残高を大幅圧縮(期首約22億円→期末約0.3億円)、今後の追加減損リスクを限定化(決算短信 p.6–9)
- 連結子会社のポートフォリオ再編(動画配信関連の株式会社capableの全株式譲渡など)を実行し、事業の選択と集中を推進(決算短信 p.3–5)
- 経営者引受による第三者割当増資(取締役会長を割当先)を実施し、コンシューマーゲーム開発資金を確保。また保険解約による翌期の営業外収益計上見込み(決算短信 p.12、四半期短信 p.12)
好材料(ポジティブ要因)
- 連結子会社でらゲー(モンスターストライク等)の安定的収益がグループの収益基盤を下支え(決算短信 p.4)
- 現金・預金は約52.51億円と潤沢で、短期的な資金余力は確保(連結BS/キャッシュフロー:現金期末5,251百万円、決算短信 p.6, p.12)
- AI導入によるコスト削減と開発効率化を戦略に掲げ、リファインプロジェクト(新約・怒首領蜂大復活)などで収益拡大を目指す(決算短信 p.3–5、Q&A p.2, p.6)
悪材料(ネガティブ要因)
- 2026年5月期は減損等で大幅赤字(営業損失約6.08億、親会社株主帰属損失約27.99億)となり、純資産・自己資本比率が悪化(自己資本比率27.3%へ低下)(決算短信 p.1–2, p.6–7)
- 売上高は前年比14.1%減と成長鈍化、既存タイトル依存の構造から新作ヒットに依存するリスクあり(決算短信 p.3–5)
- 配当は引き続き無配予定で株主還元は制約。復配は業績回復と財務状況次第で時期未定(Q&A p.3)