KLab(3656) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 12:19
KLab株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 4~6月期の主力新作「ドラゴンクエストスマッシュグロウ(DQスマグロ)」の順調な立ち上がりにより、四半期売上高が前四半期比で約2倍に拡大(資料:決算説明資料 p3,p6)。
- 第2四半期単体で営業利益を493百万円計上し、第1四半期の赤字を吸収、上期累計で営業黒字化(累計営業利益39百万円)(決算短信・中間資料)。
- ゲーム事業に加え、AI関連(GPUクラウド、AIエンタメ)、中東拠点(KLab UAE)の設立やAI自動取引など事業の多角化を推進(決算説明資料 p16–21, p18)。
決算数値概要
- 売上高: 49.69億円 (前年比 +57.2%)
- 営業利益: 0.39億円 (前年比 ―)
- 純利益: △1.25億円 (前年比 ―)
※ 数値は2026年1~6月の中間累計(単位:百万円、決算短信/中間決算短信より)
前回決算からの主なUPDATE
- 「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」4月21日リリース→初速好調で短期間に大幅な課金・広告収益を獲得し、Q2売上を押し上げ(決算説明資料 p6)。
- Q2単体で営業黒字化(493百万円)、これにより上期累計で営業損益が赤字から黒字へ転換(中間決算短信)。
- ゲーム以外の事業・海外展開を加速:『僕のヒーローアカデミア UNITED SURVIVAL』の全世界配信開始予定(8/6発表)、『ジョジョ』新作のグローバル配信予定(8/13)、KLab UAE設立手続中、AI自動取引を自己資金で開始(決算説明資料 p13–21, p18)。
好材料(ポジティブ要因)
- 新作タイトル(DQスマグロ)の短期での収益化に成功し、ヒット創出の実績を再確認できた点(売上即時反映、決算説明資料 p5–7)。
- 上期で営業黒字化達成、以降は利益の積み上げが期待できる(累計営業利益39百万円、決算短信)。
- IPパートナーシップと海外展開(My Hero/JoJo等)および事業多角化(AI、VTuber、UAE拠点)により中長期の成長機会を拡張(決算説明資料 p13–21)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 中間累計で親会社株主帰属の中間純損失は約1.25億円と依然マイナス(中間決算短信)、完全な黒字化には至っていない。
- 暗号資産評価損や為替差損など金融・市場変動リスクの影響(中間損益で暗号資産評価損192百万円などを計上、決算短信 p3–5)。
- 収益がヒットタイトルに依存する構造のためボラティリティが高く、過去の減損計上(2025年度の大規模減損)を踏まえると慎重な業績見極めが必要(決算短信 p15–16)。