ファーストブラザーズ(3454) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 04:36
ファーストブラザーズ株式会社
2026年11月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 投資銀行事業を中心に物件売却や有価証券売却が寄与し、四半期で大幅な増益(営業利益・純利益ともに前年同期比で数百%増)。
- 固定資産(自社運営ホテル)売却や保有株式の売却で特別利益を計上し、手元資金を成長案件への再投資へ振替予定。
- 「株主還元方針および資本コストを意識した事業の方向性」を公表し、DOEの下限引上げ検討など株主還元と資本効率改善を明確化。
決算数値概要
- 売上高: 105.0億円 (前年比 +95.3%)
- 営業利益: 27.35億円 (前年比 +240.8%)
- 純利益: 24.37億円 (前年比 +988.3%)
前回決算からの主なUPDATE
- 自社運営宿泊施設(鎌倉市)の譲渡を実行:譲渡価額26.87億円、帳簿価額17.13億円、譲渡益9.74億円を特別利益計上(引渡日 2026/3/31)。
- 営業投資有価証券(テラドローン株式)を全株売却:売上高5.91億円、売却原価3.06億円、売却粗利約2.85億円(売却完了 2026/4/16)。
- 決算発表と同日に「株主還元方針および株価と株主資本コストを意識した事業の方向性」を公表(DOE下限引上げ検討、資本コストをハードルに組み込む等)。
好材料(ポジティブ要因)
- 大型の売却益を実現し現金が増加、成長案件への再投資余力が向上(2Qでの売却によりキャッシュ増)。
- 保有不動産の含み益が依然大きく存在(2Q末で約166.7億円の含み益) → 将来の売却益創出余地が大きい。
- 株主還元方針の明確化(DOE見直し含む)と資本コストを意識した投資基準の提示は、長期的な資本効率改善につながる可能性。
悪材料(ネガティブ要因)
- 業績の売却依存度が高く、期ごとの業績変動が大きい点は市場評価(PBR低迷)の改善には時間がかかるリスク。
- 金利上昇による借入コスト増:金利負担の上昇を前提に予算組みしており、今後の利息負担は収益を圧迫する可能性。
- 賃貸収益は一部売却やMC契約の剥落で減少傾向(賃貸粗利は前年同期比で減)しており、ストック収益の成長が一時的に乏しい。