日本コークス工業(3315) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 14:32
日本コークス工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 生産体制最適化工事を当初想定より約1か月前倒しで完了。新鋭2A炉のフル稼働により単月生産量が大幅増加、操業は安定化しつつある。
- 第1四半期の売上高は前年同期比16.7%減の201.93億円、営業損失は26.3百万円(▲2.63億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は69.6百万円(▲6.96億円)。
- コークス事業の営業損失は前年同期から改善。総合エンジニアリング事業は受注好調で増収増益、燃料・資源リサイクル事業は販売数量減で減益。第2四半期以降の早期黒字転換を見込む旨を表明。
決算数値概要
- 売上高: 201.93億円 (前年比 △16.7%)
- 営業利益: △2.63億円 (前年比 -)
- 純利益: △6.96億円 (前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- コークス生産体制最適化工事が計画より前倒しで完了(2026年5月15日公表の通り)、新鋭2A炉の正式稼働で生産効率向上へ。
- 連結子会社の管理区分見直し:三美鉱業が石炭採掘事業から撤退したため報告セグメントを「燃料・資源リサイクル事業」から「その他」へ変更。
- 通期および中間期の業績予想については、前回公表の予想から修正なし(業績予想は据え置き)。
好材料(ポジティブ要因)
- 生産最適化の完了と2A炉フル稼働により修繕費・炉団維持コストが削減され、コークス事業の採算性が改善する見込み。
- 総合エンジニアリング事業(化工機・ティーマイスターミル等)の受注好調がグループの収益を下支え。
- 第1四半期でコークス事業の営業損失が大幅改善しており、第2四半期以降の黒字転換見込みが示されている点。
悪材料(ネガティブ要因)
- 売上高は前年同期比で大幅減(▲16.7%)かつ四半期純損失を計上。短期的には収益改善の道筋があるが利益回復の不確実性は残る。
- 燃料・資源リサイクル事業は顧客の燃料転換により販売数量が減少し営業利益が減少。外部環境依存が強い。
- 在庫や商品・製品が増加しており(第1四半期末の総資産増加等)、運転資金需給やキャッシュフローへの負担が懸念される。