フィル・カンパニー(3267) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 04:31
株式会社フィル・カンパニー
2026年11月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は32.53億円(前年同期比△17.5%)と減収。請負受注の新規受注低迷および開発販売の引渡しタイミング見直しが主因
- 営業損失は1.21億円(営業利益として表示)で赤字転落。売上総利益の減少と人件費増加が影響
- 売上ストック(受注残高+開発プロジェクト残高)は過去最高の約128.4億円を維持し、中長期的な売上の下支えを確保
決算数値概要
- 売上高: 32.53億円 (前年比 △17.5%)
- 営業利益(経常利益): △1.21億円 (前年比 △160.5%)
- 純利益: △0.20億円 (前年比 △115.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を下方修正:売上高1,000億円→88.00億円の表記換算ではなく(注:当社公表値は10,000→8,800百万円)、営業利益800百万円→380百万円、当期純利益600百万円→270百万円に修正
- 株主還元方針を転換し配当は期初計画どおり1株25円を維持、配当性向を上限50%に設定して株主還元を強化
- 業績連動型・従業員向け株式給付信託を終了し、終了に伴う特別損失(約97百万円)を計上。また信託保有の自己株式を消却
好材料(ポジティブ要因)
- 売上ストック指標(受注残高+開発プロジェクト残高)が過去最高の約128.4億円で、将来の売上の可視性が高い(資料P.3・P.22参照)
- 日本郵政グループとの協業第1号案件や資本業務提携(Merci等)など外部パートナーとの協業を拡大し、テナント誘致力・ストック収益基盤の強化が期待できる(資料P.29–30)
- 開発プロジェクト残高が増加(2Q末で約77.9億円)、販売タイミングの最適化で利益最大化を図れる余地あり(資料P.4・P.24)
悪材料(ネガティブ要因)
- 受注の減少と請負受注の新規件数低迷により短中期での売上が圧迫(2Q受注件数17件、受注高18.16億→前年同期大幅減)(資料P.3–5)
- 人件費増等により販管費が増加(人件費は前年同期比約+21.5%)し、収益性改善の遅れ要因に(資料P.18)
- 手元現金の減少(現金及び預金が約20.5億円減少)および金利上昇・建築資材高騰による市場環境の不確実性が継続(資料P.6・P.25)