3135東証プライム市場
マーケットエンタープライズ マーケットエンタープライズ(3135) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:37
株式会社マーケットエンタープライズ
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は262.30億円(前年比 +5.9%)と増収だが、モバイル事業の損益悪化により連結ベースで増収減益に着地
- 営業利益は0.72億円(前年比 △88.4%)、経常利益は0.35億円と大幅減益、親会社株主に帰属する当期純損失は△0.76億円を計上
- ネット型リユース事業は増収増益(個人向け商材の伸長・粗利率改善)、一方モバイルは回線数は増加するも粗利率低下・大口解約の一時損失が発生
決算数値概要
- 売上高: 262.30億円 (前年比 +5.9%)
- 営業利益: 0.72億円 (前年比 △88.4%)
- 純利益: △0.76億円 (前年比 △115.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- モバイル事業で期末に大口回線解約が発生し、ショット型収入が計画未達。これが通期のセグメント損失(約△3.60億円)につながった
- 販管費率の圧縮(前期31.6%→当期30.5%)は継続し、リユース事業の生産性改善でセグメント利益は確保できたが、モバイルの粗利悪化を相殺できず減益に
- 法人税等調整額や繰延税金資産の取り崩し等の影響で当期純損失を計上(税務関連の影響が最終損益に大きく寄与)
好材料(ポジティブ要因)
- ネット型リユース事業が堅調:個人向け商材が好調でセグメント売上高・粗利率とも改善(セグメント利益1,353百万円)
- 「おいくら」自治体連携の拡大(期末時点で336自治体、人口カバー率約49.7%)によりtoG収益化の拡大余地あり
- モバイル事業は保有回線数が15万回線超とストック基盤を確立中。2026年10月の料金改定でARPU改善を見込む(長期ではストック化により安定化)
悪材料(ネガティブ要因)
- モバイル通信事業の粗利率悪化(前期27.7%→当期19.2%)と大口解約による一時的なショット収入欠損で、セグメント損失が発生し連結業績を大きく毀損
- 税務面(繰延税金資産の取崩し・法人税等調整額の計上)による純利益圧迫で当期純損失計上、純資産・キャッシュへの悪影響リスクあり
- 営業CFは△1.06億円(営業CFがマイナス)に転じ、手元現金が約14.77億円まで減少。短期的な資金繰り・投資余力に注意が必要