倉敷紡績(3106) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 13:51
クラボウ(倉敷紡績株式会社)
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高・営業利益ともに増収増益:売上高376.20億円(前年同期比+5.2%)、営業利益28.52億円(同+32.1%)と堅調に回復
- セグメントでは化成品事業が好調(半導体関連と機能フィルムが牽引)、一方で繊維事業は構造改革の影響で減収・営業損失継続
- 四半期純利益は37.96億円(前年同期比△26.7%)と減少 —— 特別損益の差(前年の投資有価証券売却益の反動等)が影響
決算数値概要
- 売上高: 376.20億円 (前年比 +5.2%)
- 営業利益: 28.52億円 (前年比 +32.1%)
- 純利益: 37.96億円 (前年比 △26.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 連結業績予想の修正を実施(2026年5月14日公表の修正を踏まえた取扱い)※Q1短信で修正有と明示(資料P.2,P.3参照)
- 2026年10月1日付で普通株式1株→5株の株式分割を予定(株式分割を考慮した1株当たり数値の注記あり)
- セグメント構造・事業別動向:化成品事業の急拡大(半導体関連受注好調)、繊維事業は引き続き構造改革・インドネシア子会社の撤退等で縮小
好材料(ポジティブ要因)
- 半導体関連投資の追い風で化成品(高機能樹脂製品・機能フィルム)受注が強く、売上・利益に直結している点(資料P.4、P.11のセグメント明細参照)
- 原料高の影響について価格転嫁を進めており、採算性の改善が進行(化成品での価格転嫁の明記あり)
- 財務基盤が良好:自己資本比率は約65%台と高水準で、投資余力・財務安定性が高い(貸借対照表:総資産2071億円、純資産1369億円、自己資本比率65.4%)
悪材料(ネガティブ要因)
- 繊維事業の売上縮小・営業損失が継続しており(第1Q:繊維売上98億円 △16.5%、営業損失2.1億円)、収益の重しとなっている点(資料P.4)
- 四半期純利益の減少は、前年の特別利益(投資有価証券売却益)の反動など一時差異の影響が大きく、利益の変動要因が大きい(特別利益比較:前年4,337百万円→当期2,086百万円、特別損失計151百万円、資料P.8)
- 偶発債務・訴訟リスク:阿見第二物流センター火災に関する損害賠償請求訴訟等、今後の訴訟推移で影響が出る可能性がある(請求額の申立てや保険代位訴訟に関する注記、資料P.10,P.16)