ユニチカ(3103) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 11:23
ユニチカ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 事業撤退の影響で売上高は前年同期比で大幅減(△22.0%)となったが、構造改革と高付加価値品の比率向上で営業利益は前年同期比大幅増(+46.4%)を達成
- 為替評価益や有利子負債圧縮による支払利息減少が寄与し、経常利益・四半期純利益が大幅増(経常利益 +135.7%、親会社株主帰属の四半期純利益 +211.3%)
- 報告セグメントを「高分子事業」「機能資材事業」の2区分に変更(構造改革に伴う撤退完了に伴う再編)
決算数値概要
- 売上高: 241.08億円 (前年比 △22.0%)
- 営業利益: 41.62億円 (前年比 +46.4%)
- 純利益: 40.56億円 (前年比 +211.3%)
前回決算からの主なUPDATE
- 報告セグメントを従来の3区分(高分子・機能資材・繊維)から2区分(高分子・機能資材)へ変更(第1四半期より適用)
- 事業再生計画に基づく不採算事業の撤退が概ね完了し、撤退による売上減を反映(繊維・一部不織布等の売上剥落)
- 通期業績予想(売上高840億円、営業利益80億円等)に変更なし(本四半期公表の範囲では業績予想据え置き)
好材料(ポジティブ要因)
- 高付加価値・高機能製品の販売増加と価格改定、コストダウン施策により収益性が大きく改善している点
- 為替評価益や債務圧縮(有利子負債削減)により金融負担が軽減し、当期純利益に好影響が出ている点
- 事業再生計画の進捗で構造改革が一巡し、今後は収益基盤を高付加価値製品で強化できるフェーズに移行している点
悪材料(ネガティブ要因)
- 事業撤退による売上基盤の縮小(前年比で大幅減収)により、成長のためには新規需要や巻き返しが必要な点
- 中東情勢等による原材料・エネルギー価格上昇や調達リスクが継続しており、コスト面の上振れリスクがある点
- 為替評価益や一時的な金融効果に依存した利益改善の側面があり、持続的な収益力回復には実需ベースの伸長が必要な点