3082東証スタンダード市場
きちりホールディングス きちりホールディングス(3082) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 16:14
株式会社きちりホールディングス
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は16,730百万円(167.30億円)、前年同期比+11.1%と堅調な回復を達成(飲食事業が主導、決算短信 p.1, p.14)。
- 営業利益は638百万円(6.38億円)、前年同期比+9.8%と増益を確保した一方、親会社株主に帰属する当期純利益は222百万円(2.22億円)で前年から△28.2%減少(特別損失の増加が影響、損益計算書 p.8)。
- 投資有価証券評価損や固定資産の減損など特別損失が大幅に増加(特別損失合計84,791千円)、さらに投資活動による支出が拡大しキャッシュは期末で1,655百万円に減少(キャッシュ・フロー計算書 p.12–13)。
決算数値概要
- 売上高: 167.30億円 (前年比 +11.1%)
- 営業利益: 6.38億円 (前年比 +9.8%)
- 純利益: 2.22億円 (前年比 △28.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期実績の売上高は期中公表の通期予想(17,000百万円)を若干下回り16,730百万円で着地(実績と予想の乖離:約▲1.6%)(決算短信 p.1, 第3四半期短信参照)。
- 特別損失が大幅増(投資有価証券評価損36,911千円、減損損失32,837千円等)し、税引前利益は減少。これが純利益減少の主要因(損益計算書 p.8)。
- 有形固定資産の取得が拡大(有形固定資産取得支出1,085百万円)し、投資活動によるCFが△1,178百万円と前年より大きく悪化、期末現金が減少(連結CF表 p.12–13)。
好材料(ポジティブ要因)
- 外食需要の回復を背景に飲食事業の売上が増加(飲食事業売上16,102百万円、+10.4%)、トップラインの拡大を実現(セグメント情報 p.14)。
- DXコンサルティング事業が成長(売上692百万円、+26.2%、営業利益174百万円、+52.9%)と高付加価値事業の伸長が確認できる(セグメント情報 p.14)。
- 営業活動によるキャッシュ・フローはプラス771百万円と営業ベースで現金創出が継続(連結CF表 p.12–13)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 投資有価証券評価損や減損等の特別損失が膨らみ純利益が大幅減少。純利益低下は株主還元評価にネガティブ(損益計算書 p.8)。
- 大型投資(有形固定資産取得等)により投資キャッシュアウトが拡大し現預金は期末で470百万円減少、財務負担・流動性に注意が必要(連結BS・CF p.6, p.12)。
- 飲食事業では売上増の一方で人手不足や食材費高騰等で販売費及び一般管理費が増加し、飲食セグメントの営業利益は前年から微減となるなどマージン改善の課題が残る(セグメント損益 p.4, p.14)。