アイダ設計(2990) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 00:53
株式会社アイダ設計
2026年3月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 当期は売上高578.58億円(前年比△7.1%)と減収だが、営業利益は4.33億円の黒字転換(前年は営業損失)し、経営が回復傾向にある(参照:決算短信 p.1, p.4)。
- 注文事業が堅調で売上・利益を牽引(注文事業売上260.06億円、セグメント利益20.50億円、前年から大幅増。参照:決算短信 p.4, p.17)。
- 在庫(販売用不動産等)の削減や借入金返済で財務体質を改善(販売用不動産減少、長期借入金返済10,665百万円等、営業CFは89.54億円でキャッシュ創出堅調。参照:決算短信 p.3, p.13)。
決算数値概要
- 売上高: 578.58億円 (前年比 -7.1%)
- 営業利益: 4.33億円 (前年比 ―(前年は営業損失のため増減率非表示))
- 純利益: 0.59億円 (前年比 ―(前年は純損失のため増減率非表示))
前回決算からの主なUPDATE
- 営業・経常の赤字から黒字へ回復:営業損失→営業利益へ改善(参照:通期損益 p.8〜11)。
- 在庫圧縮と資金改善:販売用不動産・仕掛資産の大幅減少と長期借入金の返済により流動負債・固定負債が減少(参照:貸借対照表 p.6〜7、CF計算書 p.13)。
- 自己株式の取得を実施(約382百万円の取得、自己株式数増加)して株主還元・株主還りょくの調整を実施(参照:株主資本等変動計算書 p.12)。
好材料(ポジティブ要因)
- 注文事業の拡大と高い収益性:注文事業は売上・セグメント利益ともに前年大幅増で受注残高も増加しており、安定した収益源となる(参照:セグメント情報 p.4, p.17)。
- 営業キャッシュフローが強い:営業CFは約89.5億円と高水準で、運転資金改善や借入金返済に充てられている(参照:CF計算書 p.13)。
- 在庫削減によるバランスシート改善:販売用不動産・仕掛販売用不動産の取り崩しで資産効率向上、財務健全化に寄与(参照:貸借対照表 p.6〜7)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 売上高は減少:通期売上は前年比△7.1%で、外部環境や市場縮小の影響が残る(参照:要約 p.1, p.4)。
- 利益水準は依然として薄い:営業利益率・純利益額は小幅(営業利益率約0.7%程度)、利益の絶対値が小さく下振れリスクに弱い(参照:業績概況 p.1, p.8)。
- 業界構造的リスクとコスト高:改正建築基準法施行や資材・労務費高止まり、若年層の新築離れ等により中長期の需要低下リスクがある(参照:経営成績等の概況 p.4)。