GVATECH(298A) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:38
GVA TECH株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高(上期累計)は820百万円(8.20億円)、前年同期比+9.7%と増収を達成
- LegalTech SaaS事業の成長が牽引し、ARRは970百万円(9.70億円、前年同期比+21.7%)で過去最高を更新、顧客平均単価も上昇(約130千円/月)
- 売上総利益率が改善(第2四半期売上総利益率 約64%台)、営業損失は123百万円(△1.23億円)と前年同期から赤字幅が縮小し通期黒字化見通しは据え置き
決算数値概要
- 売上高: 8.20億円 (前年比 +9.7%)
- 営業利益(経常利益): △1.23億円(営業損失、前年同期 △1.48億円、赤字幅縮小 約16.5%)
- 純利益: △1.38億円 (前年同期 △1.52億円、赤字幅縮小 約9.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- ARRがQ1の899百万円→Q2の970百万円へ増加、顧客平均単価も127千円→130千円へ上昇しSaaS収益力が強化
- 「OLGA」関連の機能・連携拡充(MCPサーバ提供開始、Salesforce連携など)および弁護士向け「ベンパル」シリーズや「OLGA AIコンサルティング」の本格展開を推進
- キャッシュは悪化(中間期末現金及び同等物は約206.8百万円に減少)、短期借入の増加(中間期に短期借入67百万円計上)など資金状況に注意が必要
好材料(ポジティブ要因)
- ARR・顧客単価が過去最高を更新し、サブスクリプション比率90%以上のストック収益基盤が強化されている点(継続的な収益性向上が期待)
- 売上総利益率の改善(60%台→約64%)とNet Revenue Churnが低水準(0.7〜0.8%台)で解約リスクが限定的
- 生成AI関連のプロダクト(OLGAのAI機能、ベンパル等)と登記以外領域(商標・労務書類・人材紹介等)への横展開でクロスセル/LTV拡大余地がある
悪材料(ネガティブ要因)
- 上期累計で依然として営業赤字・純損失を計上しており、黒字化は下期に依存している点(季節性・受注集中の影響あり)
- キャッシュ残高の大幅減少と借入の増加により流動性・資金調達面のリスクが高まっている(中間期末現金約2.07億円)
- 登記事業はAI検索等の影響でサービス利用数が減少傾向(売上前年比マイナス)および、弁護士法・司法書士法等の法規制解釈変更リスクが存在し、機能拡充時の法的適合性確保が必須である