ツクルバ(2978) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/09/14 18:09
株式会社ツクルバ
2026年7月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年比+39.7%の113.11億円と大幅増。自社企画商品の寄与が大きく、売上構成比は約71%に拡大。
- 営業利益は前年から減少(△38.1%)し1.70億円に留まる一方、特別利益の計上等により親会社株主に帰属する当期純利益は+19.5%の1.27億円で増益着地。
- 第4四半期は四半期ベースで過去最高を更新。工事請負子会社(株式会社カウカモ工務店)の立ち上げやPKSHA Technologyとの資本業務提携など、事業の垂直統合・技術強化を推進。
決算数値概要
- 売上高: 113.11億円 (前年比 +39.7%)
- 営業利益: 1.70億円 (前年比 △38.1%)
- 純利益: 1.27億円 (前年比 +19.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第3四半期末に通期予想を下方修正したが、最終的には修正後予想を概ね上回る着地(営業利益以下で超過)。
- 連結範囲に変更:工事請負事業の子会社「株式会社カウカモ工務店」を新規連結(事業収益化が開始)。
- AI強化のためPKSHA Technologyと資本業務提携を実施し、プロダクト競争力(査定・マッチング等)の強化を図る。
好材料(ポジティブ要因)
- 自社企画商品の急成長:売上に対する比率が拡大(71%)、前年比+55.1%と高成長で高収益化に寄与する構造。
- 第4四半期の業績が過去最高を記録し、通期でも増収・黒字着地。営業キャッシュフローは前年の大幅マイナスからプラスに改善(+1,608万円)。
- 垂直統合の進展(工事請負子会社立ち上げ)と技術提携(PKSHA)により、企画→開発→販売のシナジーと差別化優位性が強化される見込み。
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業利益率の低下:売上総利益は増加したものの販管費が増加し、営業利益率は1.5%に低下(前年3.4%)。収益性改善の余地あり。
- 支払利息・資金コストの増加(支払利息 84,925千円)と借入関連の動きが大きく、金利上昇局面での負担増が懸念。さらに一部借入で財務制約(契約上の財務指標維持等)が設定されている。
- 足元の不動産市況に一部停滞・在庫増がみられ、短期的には自社企画商品の販売に影響が出やすく、来期上半期は影響継続を見込む(2027年予想でも上期に赤字想定)。