2884東証プライム市場
ヨシムラ・フード・ホールディングス ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 16:48
株式会社ヨシムラ・フード・ホールディングス
2027年2月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 国内のホタテ関連事業が噴火湾での漁獲減と販売時期のずれ込みにより大幅な減収減益となった(原料販売減少)。
- 海外事業はExamas・Equipmaxの連結化やシンガポールでの外食・ホテル向け/小売回復で増収増益を確保したが、全体では減収・減益。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益はマルキチにおける賠償金受領などの特別要因で大幅増(+95.0%)となった一方、営業利益は大幅減(▲50.0%)と利益率は圧迫された。
決算数値概要
- 売上高: 139.8億円 (前年比 △4.3%)
- 営業利益: 3.5億円 (前年比 △50.0%)
- 純利益: 5.6億円 (前年比 +95.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2026年6月30日付で「はこだてわいん」を取得し、ワイン/果実酒事業をグループ化(事業ポートフォリオ多様化)。
- マルキチの東京電力賠償金(処理水関連)を第1四半期に特別利益として計上し、親会社株主純利益を押し上げた(四半期で約8.8億円相当の受領を想定)。
- ホタテ原料仕入シーズンに伴い棚卸資産と借入金が増加(流動資産・流動負債の増加)、資金調達(長期借入)で運転資金と投資余力を確保。
好材料(ポジティブ要因)
- 海外事業の回復と、Examas/Equipmaxのグループ化による販路拡大で外部売上が底上げされている(シンガポールの外食・小売回復)。
- M&Aを軸とする中小食品企業支援プラットフォームにより、はこだてわいんなどの案件で事業の多角化・シナジー創出が期待できる。
- マルキチの賠償金受領により当面の利益およびキャッシュに改善が見られ、短期的な財務余力の確保に寄与。
悪材料(ネガティブ要因)
- ホタテ関連事業の収益急落(販売量減、原価上昇、在庫評価減の反動等)によりグループ収益性が大きく毀損。
- 営業利益は前年同期比で約半減、EBITDAも縮小しており(四半期ベースで利益率低下)、収益改善には時間を要する可能性。
- 棚卸資産と借入金の増加による運転資金負担が拡大しており、原料市況や輸出規制(地政学リスク等)に左右されやすい構造が残存。