日清オイリオグループ(2602) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 12:34
日清オイリオグループ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高・営業利益は前年同期比で大幅増(売上高+15.4%、営業利益+70.7%)。グローバル油脂・加工油脂(特にマレーシアISF)の販売数量増と粗利改善が寄与。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比で大幅減(△79.3%)。前期に計上した固定資産売却益(約231億円)の反動が主因。
- 連結業績予想(通期)および配当予想に変更なし(通期売上高590,000百万円、通期営業利益19,000百万円、通期配当60円想定)。株式分割(1株→3株、2026/4/1実施)を反映済み。
決算数値概要
- 売上高: 1,524.01億円 (前年比 +15.4%)
- 営業利益: 64.26億円 (前年比 +70.7%)
- 純利益: 34.39億円 (前年比 △79.3%)
前回決算からの主なUPDATE
- 売上高・営業利益の改善:グローバル油脂・加工油脂セグメントの販売数量増、販売単価改善およびパーム油の時価評価のプラス影響で収益性が向上(資料のセグメント概要参照)。
- 純利益の減少は一時要因:前年同期に計上した固定資産売却益(約231億円)が今期は無く、純利益は大幅減少。営業利益ベースでは改善が確認される点に注目。
- 会社側の通期予想・株主還元方針は据え置き:2027年3月期の通期業績予想および配当(年間60円)に変更なし。中期計画「Value UpX」に基づくROE/ROIC改善目標を継続。
好材料(ポジティブ要因)
- グローバル油脂・加工油脂(特にマレーシアのISF)が販売数量増・粗利改善で収益を牽引している点(業績の成長ドライバー)。
- パーム油取引の時価評価益や一部原料(例:オリーブオイル)の原価低下が利益押上げに寄与。
- 通期予想・配当据え置き、かつ中期計画でROE/ROIC向上を明示しており、株主還元と収益性改善の方針が一貫している。
悪材料(ネガティブ要因)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅減。前年の特別利益の反動によりEPS等の割安感が一時的に出る可能性。
- 原材料(大豆・菜種・パーム)やエネルギー、物流費の上昇リスクが継続しており、価格転嫁が不十分だと利益圧迫につながる。
- 中東情勢や為替・商品相場のボラティリティが高く、調達コスト・供給網への影響が業績変動のリスクとなる。