いちご(2337) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 16:36
いちご株式会社
2027年2月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 事業利益(本業の実態値)が前年同期比+45%の68.22億円(6,822百万円)と大幅増加し、本業の勢いが強い。
- 四半期ベースの親会社株主に帰属する純利益は前年同期比+23.7%で28.83億円(2,883百万円)と増益。特別利益(不動産保有子会社株式売却益等)が寄与。
- ストック収益は安定(Q1:62億円相当)で、ストック収益固定費カバー率は約196%を確保。キャッシュ創出力(キャッシュEPS)は前年同期比大幅増(+70%)で潤沢な資金基盤を示す。
決算数値概要
- 売上高: 104.97億円 (10,497百万円, 前年同期比 △15.9%)
- 営業利益: 25.87億円 (2,587百万円, 前年同期比 △25.4%)
- 純利益: 28.83億円 (2,883百万円, 前年同期比 +23.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 事業利益の大幅拡大(前年同期比+45%):心築(既存不動産の価値向上)による物件売却や不動産保有子会社株式売却の特別利益が寄与。
- フロー収益(売却益等)が前年同期比で大幅増(資料で+214%報告)し、キャッシュEPSが急伸。Q1では関係会社株式売却益3,017百万円を計上。
- 投資活動積極化:第1四半期で取得(簿価)341億円、売却(売上)120億円、期中純買越し約220億円を実行し取得を拡大(いちごオーナーズの取得も継続)。
好材料(ポジティブ要因)
- コアの「心築」事業が高収益化:NOI向上・セットアップオフィス等で賃料改定・稼働改善を実現し、保有・売却いずれも高い収益性を確保している。
- 強固なキャッシュ創出力と株主還元余力:ストック収益が固定費を大きく上回る(カバー率約196%)、自社株買い・増配方針(DOE目標5%)により株主還元を継続。
- サステナビリティを強み化:RE100達成、CDPダブルAなど評価が高く、ESG関連融資(ESGローン)や低コスト調達につながっている。
悪材料(ネガティブ要因)
- ホテル事業の短期収益変動:保有ホテルのRevPARは前年同期比で約△10%と弱含み。Q1のホテルセグメントはストック収益・事業利益ともに減益基調。
- アセットマネジメントのフロー収益反動:前期に比べ譲渡成果報酬の反動等でアセットマネジメントのQ1事業利益は減少(309百万円、前年同期比△約51%)。
- 財務指標・流動性の注意点:自己資本比率は低下傾向(Q1末で約24.4%)、ネットD/Eは上昇(資料に2.6倍の記載)しており、成長投資と借入のバランス管理が重要。