日糧製パン(2218) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/28 15:53
日糧製パン株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比わずかに減少(△0.6%)だが、食パン・和菓子・洋菓子は堅調で製品別に差が出る構図
- 営業利益は22百万円と前年同期を上回り改善(+27.1%)したものの金額は小幅に留まる
- 四半期純利益は28百万円(前年比 +141.5%)と大幅増加。投資有価証券売却益(約27,175千円:第1四半期の特別利益)による一時的な押し上げが影響(資料の四半期損益計算書参照)
決算数値概要
- 売上高: 44.75億円 (前年比 △0.6%)
- 営業利益: 0.22億円 (前年比 +27.1%)
- 純利益: 0.28億円 (前年比 +141.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期実績:売上は横ばいも営業利益・経常利益は改善、純利益は有価証券売却益で大幅増加(特別利益計上)
- 2026年5月公表の通期業績予想(通期 売上高19,700百万円、営業利益200百万円、当期純利益120百万円)は変更なしと明言
- 2026年7月から一部製品(食パン、菓子パン、調理パン、和洋菓子等)で価格改定を実施(業績予想の説明欄)
好材料(ポジティブ要因)
- 主力食パン(「絹艶」「イギリス食パン」)や高付加価値和洋菓子が堅調で基盤的な売上支援がある
- コスト上昇への対応として業務見直し・諸経費抑制と価格改定を実施し、収益改善の取り組みを強化
- 財務面では自己資本比率が第1四半期で39.3%に上昇し(前期38.3%)、財務健全性は維持・改善傾向
悪材料(ネガティブ要因)
- 原材料・人件費・物流費・包装資材コストの高騰が継続し、収益を圧迫するリスクが残る(業界コメント)
- 菓子パンの一部新製品や調理パン・米飯の伸び悩みがあり、製品別で回復にムラがある
- 今期の純利益増は投資有価証券売却による特別利益の寄与が大きく、営業面の収益性(本業利益)は依然として小幅改善にとどまるため、再現性に乏しい可能性がある